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wisの竹山道雄「ビルマの竪琴(抄)」
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ナレーター:
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wis
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著者:
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竹山 道雄
このコンテンツについて
ビルマは今のミャンマー。古い仏教国で、要衝の地にあるため、日本と連合軍との間で激戦が行われていた。連合軍の猛攻に苦しむ日本軍のある小隊は、音楽学校での隊長の指導を受け、「歌う部隊」と呼ばれていたが、その中でも水島上等兵はひときわ優れ、サウンガウというビルマの竪琴も弾きこなして皆に親しまれていた。やがて終戦で部隊は降伏したが、降伏を潔しとしない三角山の部隊の説得のために水島上等兵が派遣された。しかし、水島はなぜか消息を絶ってしまった。とある日、水島によく似たビルマ僧が収容所の鉄条網近くに現れたが、無言で去っていった。別の日の屋外作業で、部隊の合唱に合わせて大きな涅槃仏の中から竪琴の音が聞こえてきた。入口を必死に探したが無駄だった。やがて帰国の日が近づいてきた。部隊は水島と一緒に帰りたいと願い、鉄条網の外に向かって歌を必死に歌う。と、出発の前日、あのビルマ僧が現れた。部隊が歌う「埴生の宿」をじっときいていたが、やがてそれに合わせて竪琴をかき鳴らした。そして最後に、「仰げば尊し」を奏で去っていった。
出発の当日、僧からの手紙が届いた。もう読む時間はない。水島の決意を悟っていた隊長は後で読もうといってそれを胸にしまう。日本に向かう輸送船の船上で読んだその手紙には、水島のその後に何が起こったのか、水島は今どういう気持ちでいるのか・・・それらのすべてが書かれていたのだった。
このオーディオブックでは、第1話、第2話のあらすじと、第3話「僧の手紙」の全文を朗読しています。
朗読 wis(C)2016 響林社
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著者: 中島 敦
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ホフマン世にも怪奇な物語 砂男幻想
- 著者: E.T.A.ホフマン
- ナレーター: 根本 泰彦, 横山 友香
- 再生時間: 41 分
- 簡易版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
主人公ナタニエルは、幼い頃母親から子供の目玉を奪っていくという砂男の話を聞かされ、その実在を信じるようになる…自動人形・二重人格など怪奇小説の古典「砂男」を2人語りラジオドラマ化。
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「オーディオドラマ」です
- 投稿者: 剣と魔法 日付: 2023/09/13
著者: E.T.A.ホフマン
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木を植えた男
- 著者: ジャン・ジオノ
- ナレーター: アルク
- 再生時間: 20 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
やさしい英語で書かれた世界の名作小説を、BGMと効果音にのせてラジオドラマ仕立てでお届けします。ジャン・ジオノ(1895-1970)は南仏プロバンス地方で靴職人の息子として生まれました。16歳の時に小説を書き始めましたが、父親の病気で学校を中退、銀行員となって家計を支えました。1928年に「丘」でデビューし、以来30冊以上の作品を発表しました。この作品は、1954年アメリカのVOGUE誌に掲載され、その10カ国語以上に翻訳されています。
著者: ジャン・ジオノ
wisの竹山道雄「ビルマの竪琴(抄)」に寄せられたリスナーの声
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- チューたま
- 2024/10/14
水島の決断を尊重しますが…
唱歌「埴生の宿」が軸となり、主人公の人生が変化していくのが、素敵でした。人生の転機とは、些細な出来事なのだと感じます。しかし、作者が主人公に負わせた役割は理解し難いです。人が人を殺め、その結果たる屍に安住の地を与える…とても、尊い事だと思いますが、私には帰郷の方が大切です。
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ありがとうございました。
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