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サマリー
あらすじ・解説
本日ご紹介した書籍はこちら
過労死・ハラスメントのない社会を
電通高橋事件と現在
https://www.nippyo.co.jp/shop/book/8739.html
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《AI要約》※誤字はご勘弁
毎週水曜日に「声の書評」として、過労死や長時間労働に関連する書籍を紹介しています。
今回紹介する書籍は、2022年2月に出版された「過労死ハラスメントのない社会を 電通高橋事件と現在」です。この本は、電通事件の二例目である高橋まつりさんの事件について、弁護人の川人博さんと高橋さんの母親である高橋幸美さんが共著しています。
本書は4章構成で、第1章は事実関係に基づいた分析、第2章は高橋まつりさんの人生、第3章は会社経営者に対する講演内容、第4章は過労死やハラスメントのない社会を目指すための考察が含まれています。
たけお先生は、この本の内容が衝撃的で感情移入しやすいため、読む人や状況を選ぶ必要があると注意を促しています。特に印象に残った点として、以下を挙げています:
高橋まつりさんの人生を振り返る第2章では、どこかで止められなかったのかという思いが強く感じられること。
電通の企業体質の問題点と、それを改善するための提案(高校生が作成した「天使10則」など)が示されていること。
産業医や産業保健スタッフの役割について疑問が残ること(本書では触れられていない)。
たけお先生は、特に読んでほしい部分として、高橋幸美さんの「あとがき」と2016年12月25日付けの手記を挙げています。これらには、亡くなった娘の死を無駄にしてはいけないという切実な思いが込められているとのことです。
最後に、たけお先生は、この書籍が非常に価値の高いものであり、過労死やハラスメントの問題について深く考えさせられる内容だと評価しています。