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サマリー
あらすじ・解説
ファンタジー漫画を描くうえでは必ず守らないといけないのに、なかなか気づくことができない盲点的なルール。それは、嘘を2回入れること、です。
そもそもファンタジーの世界とは、全て嘘で構成された世界。でも、作品内で生きるキャラたちにとって、そこは「日常」の世界になります。だからこそ、ファンタジー漫画を描く場合は、
・そこに描かれているファンタジーの世界はあくまでも「日常」。漫画としては、その日常の中での「非日常」を描く
ことが、最低限のルールとなります。とはいえ難しいのは、作者はその世界を描きたいからこそファンタジー漫画を描いているわけで、非日常性はむしろノイズとなってしまう点です。
忍者の世界で忍術が苦手な主人公を置いてしまうと、「描きたかった忍者の世界が描けなくなるな」と無意識に敬遠しているような人ほど、2つ目の嘘の沼から抜け出せなくなっているのかもしれませんよ・・・!?