『漫画家ためになるラジオ』のカバーアート

漫画家ためになるラジオ

著者: マンガスクリプトDr.ごとう
  • サマリー

  • マンガってどうやって作るの?漫画制作の裏側に興味がある人へ、プロがストーリーを作る時のちょっとした工夫など、知るとより深くマンガを楽しめる「ためになる気づき」をお届けしています! 語り手・ごとう隼平(マンガスクリプトDr.)/元漫画家・東京ネームタンク代表・コルクスタジオ編集長・京都芸術大学准教授 @goto_junpei 聞き手・ヨシキ/Web編集者 @moriri_nyo
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エピソード
  • 全ジャンルの漫画で不可欠な表現要素ついに発見! センスは不要・意志だけ必要、答えは「ユーモア」 #85
    2024/07/03

    漫画には数多くのジャンルがありますが、ほぼ全ての漫画に共通して盛り込まれている要素が1つだけあります。


    それが「ユーモア(おかしみ)」です。 「ギャグ」を入れなきゃいけないわけではなく、そのユーモアが笑えるかどうかも問題ではなく、単純に入っているかどうか。 特に賞に応募するような読み切りは、「真剣」のみで描かれている作品が多いですが、世の中の連載作品でユーモアが1つの表現もないような漫画は、ほとんど無いのではないでしょうか。 どんなジャンルであってもおかしみを感じさせる部分がないと、緊張・息苦しさだけが連続することになってしまいます。


    だからこそ漫画を描く人は、自分が思うより「2割増」ぐらいそういう表現を入れるよう意識してみましょう。 作品としての情報量の整理の過程で、おそらく真っ先に削られるであろうユーモア表現ですが、存在の重要性は世の中の大半の作品が採り入れていることで既に証明されています。 そして大切なのは、ユーモアを入れようという「意志」自体を持つこと。


    そこにユーモアの「センス」は必要ありません。 売れている漫画のユーモアはよく「面白い」と評価されますが、それ単体を切り出してギャグとして評価した場合、実際は微妙なものも多いでしょう。作品全体の流れの中に入れられているからこそ、上手く機能しているのです。 ユーモアとは余裕であり、余裕がない人ほど削ってしまう要素かもしれません。


    その意味でも、「ユーモア2割増しにしよう」という気持ちを持っておくと、あなたの作品にも良い意味での余裕が生まれるかもしれませんよ…!

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  • いま本当に漫画制作は変わろうとしている… ペン入れ代行の夢まで叶える最新AI事情を大紹介 #84
    2024/07/01

    漫画を描く人なら、誰もが一度は妄想したことのある「誰かペン入れしてくれないかなー!」の夢。 それを叶えてくれるツールが、すでに実用化されていたのです…! しかもAI特有の個性皆無の出力ではなく、元の絵の個性をしっかり尊重し、色まで塗ってくれるという至れり尽くせり感。別のツールでは、線画の抽出なんかも、すごくいい感じにやってくれるようになっています。 一方で、AIが出力した画の違和感や差分を自分で修正しようとすると、ある程度その出力された画と同レベルのスキルが要求されることになります。つまり、AIの活用はただ便利なだけでなく、自身の画力アップにもつながっていくわけです。 そもそもひと昔前まで、解像度は下げることはできても、上げることなんか絶対できなかったはずなのに・・・ 私たちは今まさに時代の変わり目に立ち会っているのかもしれません。今回はそんなストレートな情報紹介の回となっております。

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    35 分
  • 同じ話でもページ数は自由に増減できる! 解像度の上げ方・感情を描く量の調節を訓練してみよう #83
    2024/06/28

    自分の作品のプロットを、指定されたページ数に落とし込んだ漫画作品として完成させるためには、何を意識すればいいのか。 そんなお悩みをお持ちの方にまず意識してほしいのが、「仮に全く同じ話であっても、ページ数はいくらでも調整できるはず」ということ。 例えば『桃太郎』を描こうとした場合、8コマでも4ページでも100ページでも、解像度を上げたり語り方を変えたりすれば、簡単に長くも短くもできるわけです。 そして何よりも大切なのは、実際に何パターンか描いてみること! 1つ1つのエピソードにどれぐらいの感情を描けるのか、全体のページ数の中での出来事と感情の分量をぜひ体感してみてください。 「描ける感情って意外に少ないな」と感じることが、お悩み解消への第一歩となるはずです!

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    33 分

あらすじ・解説

マンガってどうやって作るの?漫画制作の裏側に興味がある人へ、プロがストーリーを作る時のちょっとした工夫など、知るとより深くマンガを楽しめる「ためになる気づき」をお届けしています! 語り手・ごとう隼平(マンガスクリプトDr.)/元漫画家・東京ネームタンク代表・コルクスタジオ編集長・京都芸術大学准教授 @goto_junpei 聞き手・ヨシキ/Web編集者 @moriri_nyo
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