-
サマリー
あらすじ・解説
2024年9月前半から後半にかけての星空案内です。
0:25
9月9日に土星が衝(しょう)となります。外惑星が太陽と正反対の方向に来た時で、地球との距離が最小=見かけの大きさが最大となり、この頃は一晩中見えているので観察の好機です。
2:50~
9月17日が中秋の名月。「ちゅうしゅう」という言葉には中秋と仲秋の二種類ありますが、仲秋は旧暦8月の一か月間をいい、中秋は旧暦の秋である7,8,9月のど真ん中、8月15日を指します。8月15日の月を愛でるお月見は、中秋の名月です。
5:25~
夏の大三角とさそり座はどちらも夏の代表的なものですが、見えている期間は異なります。星空が巡る中心である天の北極に近いほうが長い時間・期間見えるので、北寄りの夏の大三角より、南寄りのさそり座は短い間しか空に出ていません。もし北緯90度、北極点で空を見上げたならば、天の北極が頭の真上となり、すべての星は昇り沈みすることなく地平線に平行に回って見えるはず。そんな幻想的な世界を想像しながら星空を見上げてみては。
プラネタリウム一夜語
ご意見やご感想はこちらへ