プラネタリウム 一夜語 Podcast

著者: 一夜語(ひとよがたり)
  • サマリー

  • 一夜語(ひとよがたり)は、島根県の博物館で投影しているプラネタリウムのライブ投影(生解説)。 夕暮れから夜明けまでの一夜を、星空に潜む不思議さに触れながらお過ごしいただいています。 このPodcastでは、そんなプラネタリウムでお伝えしている折々の星空案内や天文現象、星にまつわるトピックスなどを、ひと月に2度ご紹介しています(毎月12日、27日更新予定)。 星座の探し方などは少なめですが、夜空を見上げるきっかけとして、星々を感じる一助として、お耳に届けば幸いです。おやすみの際にお聞きいただいている方もいらっしゃいます。またプラネタリウムの投影時には赤ちゃんや小さな子がおとなしく耳を傾けてくれることも多くありますので、お子さまの寝かしつけにも効果がある、かも知れません。 縁あらばいつの日か、プラネタリウムの空の下でお会いしましょう。 https://www.hitoyogatari.com/
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あらすじ・解説

一夜語(ひとよがたり)は、島根県の博物館で投影しているプラネタリウムのライブ投影(生解説)。 夕暮れから夜明けまでの一夜を、星空に潜む不思議さに触れながらお過ごしいただいています。 このPodcastでは、そんなプラネタリウムでお伝えしている折々の星空案内や天文現象、星にまつわるトピックスなどを、ひと月に2度ご紹介しています(毎月12日、27日更新予定)。 星座の探し方などは少なめですが、夜空を見上げるきっかけとして、星々を感じる一助として、お耳に届けば幸いです。おやすみの際にお聞きいただいている方もいらっしゃいます。またプラネタリウムの投影時には赤ちゃんや小さな子がおとなしく耳を傾けてくれることも多くありますので、お子さまの寝かしつけにも効果がある、かも知れません。 縁あらばいつの日か、プラネタリウムの空の下でお会いしましょう。 https://www.hitoyogatari.com/
一夜語(ひとよがたり)
エピソード
  • 一夜語Podcast~2024年11月前半の星空~
    2024/10/27

    2024年11月前半から11月後半にかけての星空案内です。


    0:25

    10月中旬から見え始めたツーチンシャン・アトラス彗星。しっぽを上にした彗星の姿が肉眼でもわかりました。10月16日には尾の長さが伸ばした手のげんこつ1個分くらいにあたる10度ほどは見えていました。だんだんと暗くなり目ではわからなくなっていきますが、二度と帰らぬ旅路に出る彗星の姿を見送ってみましょう。


    1:55

    秋空に見られる黄道12星座は西から やぎ座、みずがめ座、うお座。どれも暗い星ばかりの星座たちです。秋の四辺形や、ここから見つかる一等星、みなみのうお座のフォーマルハウトなどを目印に探してみましょう。なお、うお座、みなみのうお座と魚が星座となっていますが、呼び方は うお。それはこの生き物の名前が元来うおだから。お酒を飲むときのいいおつまみとなる、酒の菜、さかな。そうしていつしか、この生き物自体の名前が さかなになったといいます。



    6:03

    11月中旬から下旬は夕方の西空で水星を見るチャンス。目立つ宵の明星・金星の右下あたりと見当をつけることができます。南の空には土星、土星には100個以上の衛星があり、そのなかで最大はタイタン。タイタンは惑星である水星よりも大きな天体です。日暮れ後しばらくすると東の空には明るい木星が昇り、続いてきらびやかな冬の星座たちも続々姿を現します。星空からも季節の移ろいを感じてみては。

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    11 分
  • 一夜語Podcast~2024年10月後半の星空~
    2024/10/12

    2024年10月後半から11月前半にかけての星空案内です。


    0:25

    10月中旬から下旬にかけて、日没後の西の空でツーチンシャン・アトラス彗星が観察できます。12日くらいから見え始める可能性があり、その後は位置として見やすくなりますが、次第に暗くなっていくと考えられます。彗星の正体は「汚れた雪玉」ともたとえられる氷成分が多い天体。太陽に近づくことで、溶けてしっぽが伸びてきます。真空の宇宙ではしっぽの伸びる方向は太陽の反対側です。また、ハレー彗星のように何度も太陽の周りを回る彗星もあるなか、このツーチンシャン・アトラス彗星は二度と帰ってこないとされるので、私たちがこの彗星を目にできるのはこれが最初で最後です。


    4:10

    夕明かりの空にはよく目立つ明るい宵の明星、金星が見つかります。沈みそうなくらい低くなると、大気の影響を受けてオレンジがかって見えることもある金星。冬になるともう少し高く見やすくなってきます。南の空には太陽系の第6惑星、土星。土星の公転周期は約30年、星空を30年かけて巡るので、7~8年たつと見ごろの季節が一つ変わることになります。今は秋でも、10年ほど前には春過ぎでも宵空で観察できていました。ちなみに海王星の公転周期は約165年もあるので、人の一生のうちに見ごろの季節がやっと半年分変わるほどのゆっくりさです。


    7:00

    日暮れ後の空では、天頂を境に西側に夏の大三角、東側に秋の四辺形がわかります。また北東の空には昇ってきたカシオペヤ座が数字の3の字の格好で見えています。これをMの字とみると、山が二つ並んだ山形星。両の稜線を伸ばして大きな山を作り、そのてっぺんと谷の星を結んで5倍伸ばすと北極星が見つかります。春夏は北斗七星を、秋冬はカシオペヤ座をと、季節に応じて高く見やすくなった目印で北極星を見つけてみては。


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    10 分
  • 一夜語Podcast~2024年10月前半の星空~
    2024/09/27

    2024年10月前半から後半にかけての星空案内です。


    0:20

    頭上の夏の大三角は少しずつ西に傾き、東の空には秋の四辺形が昇っています。長方形ではありますが、昇ったばかりは斜めになっているので、大きな菱形といったところ。この四辺形の西側の辺を南の低空へ向けて伸ばしてみると、土星とみなみのうお座のフォーマルハウトが見つかります。今年はみずがめ座に位置している土星、その輪は2025年に真横から見る位置となるため、今年も傾きが浅く細く見えます。


    4:08

    10月15日は十三夜(旧暦9月13日)。お月見は十五夜(旧暦8月15日)と十三夜の両方見るのが正しいとされ、どちらかしか見ないのは「片月見」「片見月」といって避けるものとされていたようです。またほどなくの17日は満月となり、2024年では地球に一番近い位置での満月となるので、いわゆるスーパームーンと呼ばれることが多くなりました。天文学的な用語ではありませんが、見かけの大きさが普段より大きいのは確か。ただこの日の月を見ただけでその大きさを感じることは難しいことではあります。


    6:45

    ツーチンシャン(紫金山)・アトラス彗星が10月中旬に日没後の西の空に現れます。以前から明るく見えるのではと期待されていたほうき星です。実際にどれくらいの明るさになるかは予測が難しいので、期待して待つことにしましょう。西の空が開けたところで、薄明かりの空に現れるであろう彗星の姿を待ってみては。

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    8 分

プラネタリウム 一夜語 Podcastに寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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