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サマリー
あらすじ・解説
少年漫画の原作シナリオで賞を狙うからこそ、絶対こだわりたい2つのポイント。それは主人公の「道具(アイテム)」と「一言目(決め台詞)」です。
まずアイテムは、キャラへの期待感や可能性を感じさせる何かをビジュアル化し、アイコニックな道具として持たせることで、文字通り主人公を「絵になる」姿にします。
主人公の主張を象徴する何かを持たせるようにしましょう。少年漫画の編集部が求めたがる部分であり、文字だけの「原作」だからこそ、わかりやすくキャラの印象付けとして・ビジュアル方向でのプラスアルファとして、こだわりたいポイントになります。
そして前回もお伝えしたように、主人公の一言目≒決め台詞にもこだわりましょう。記憶に残るような、キャッチーで印象的な言葉で、「このキャラいいな」と思われたら、もう勝ったようなものです。
その台詞があることで、そのキャラの価値観・そのキャラらしい息遣いを感じられるからこそ、人間的魅力が伝わり、読者を引き込めるようになります。少年誌は絶対に「キャラ」をみる以上、こういうポイントでキャラの強度を出していきましょう!
というわけで今週は、シリーズ8週目にして、応募締め切り前の最終収録回。ここまできたら、あとはもう提出上のトラブルに備えるだけ。「最終日は絶対何か起きる……」ぐらいの気持ちで、前日完成を目指す所存です。
なんだかんだで2ヶ月に渡ってお届けした本企画、果たして入賞なるか、そしてそれ以前に、トラブルなく入稿できるのか。乞うご期待・・・!?