『田舎坊主の読み聞かせ法話』のカバーアート

田舎坊主の読み聞かせ法話

田舎坊主の読み聞かせ法話

著者: 田舎坊主 森田良恒
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このコンテンツについて

田舎坊主の読み聞かせ法話 田舎坊主が今まで出版した本の読み聞かせです 和歌山県紀の川市に住む、とある田舎坊主がお届けする独り言ー もしこれがあなたの心に届けば、そこではじめて「法話」となるのかもしれません。 人には何が大事か、そして生きることの幸せを考えてみませんか。田舎坊主 森田良恒 スピリチュアリティ
エピソード
  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<妻の旅立ち>
    2025/06/05
    ■妻の旅立ち2017月6月5日10:00大便あり。わしが妻の毛染めをする。2017月6月7日K病院外来通院。朝食べるのが遅くなって薬が効きにくく、昼前の薬も遅れて、そのあとすべてジスキネジア(不随意運動)がでて調子は今までで最悪。夕食もまともに食べられず。2017月6月8日16:00大便あり。今日はジスキネジアなしでありがたい。2017月6月9日昨夜一二時大便あり。今日二人の結婚記念日でケーキを買ってくる。2017月6月10日妻をドライブに、いずみの里へ。帰りに串柿の里でパンを買う。ソフトクリームにかぶりつく笑顔は最高やった。退院できて、おいしいものを食べられてほんとうによかった。2017月6月12日17:00大便あり2017月6月14日橋本のソバ屋へお昼を食べに行く。帰りに道の駅へ行って仏壇の花を買う。2017月6月16日妻、訪問看護で摘便の最中に意識がなくなり救急でN病院に入院。16:00、デイから帰るといつものように薬を飲んでお菓子を食べた。少し薬が早く切れているみたいだったので、早く座るようにせかす。16:00過ぎ、訪問看護師二人がみえてバイタルを測るときにジスキネジアがはじまり、そのまま部屋に入り摘便を始める。10分ほどして訪問看護師さんが妻の名前を大声で呼ぶので、部屋をのぞくと訪問看護師から「お父さん救急車呼んで!」といわれ、119に電話する。呼吸もなく心停止の状態。119番からは「心臓マッサージをしてください」ということで、蘇生マッサージをしているとすぐ救急車到着。薬と保険証をもって同乗し、N病院へ。救急室に入って30分あまりで「心臓も呼吸も安定してます」といわれる。ただ意識がないので入院となる。その夜、持参の薬を飲むもジスキネジアが強く一睡もできず、付き添う。2017月6月17日絶食で薬は通常通りの量を鼻から注入。やはりジスキネジアがひどい。昼過ぎみんなで妻の足のマッサージをしてくれている間に六階の食堂に食べに行く。妻が運ばれてから初めての食事。夜、担当医より「薬を減量してようすを見ます」ということで午前6時から三時間ごとのメネシット一錠とコムタンに決まる。19:00ごろ一度帰ってシャワーをして着替えて病院に戻るが、わしの背中の筋肉が痛み出した。2017月6月18日6:00から投薬再開。薬が効かないのでジスキネジアも出ない。ただ心臓マッサージのため筋肉が壊れているということで高熱と褐色尿が続く。幸い、朝から少ししゃべれるようになる。意識は順調に快復を見せてくれている。がんばれ。2017月6月19日体温も下がり始めるし、尿の色も薄くなってきた。嚥下リハビリをしてみて呑み込みを調べると主治医。しゃべれるようになると、水を飲みたい、コーラを飲みたい、抑制ベルトを外せとうるさい。午前9時の服薬のあと11時過ぎからジスキネジアが出る。12時の服薬のあと午後2時20分頃からジスキネジアきつく現れる。やはり薬が切れるころのジスキネジアが強い。わしは妻が入院してからはじめて帰って家で寝る。2017月6月21日体調が落ち着いてくればK病院へ転院とのこと。2017月7月5日K病院へ転院。嚥下リハビリを中心に体力回復のための入院計画をいただく。2017月8月16日お盆が終わって一段落したので妻はK病院を退院。退院した妻は次の日から常食をむせることなく食べ、薬の調整もうまくいき日常生活を送れるようになっていました。家に帰れたことの喜びが薬になったのでしょう。2017月8月17日「暑いし体力もまだ回復してないから外に出ないように」と言うのに、ヒールの靴を履いてるのを見て「なに履いてんねや」と叱る。妻は「高くない」と言い張り、花が大好きな妻は庭の花をいじりだした。この日、訪問看護で摘便。万が一のため吸引器を貸してくれる。2017月8月20日退院後初めての10:00から訪問入浴。直前までジスキネジアあるが、10:20頃薬効ありで順調に入浴する。40CC浣腸、13:30大便あり。2017月8月21日楽しみにしていたデイサービスを開始する。7:20薬。8:20着替え順調。16:00順調に帰ってくる。体力がないのに暑い外に出たがるので困る。2017月8月22日退院後初訪問リハビリ。2017月8月23日K病院外来通院。先生から「元気...
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  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<妻の退院と胃ろうからの卒業>
    2025/05/29

    ■妻の退院と胃ろうからの卒業

    2015月11月27日

    午後から退院後のカンファレンス。ケアマネMさん、訪問看護師さん、デイサービス担当者さん、病院の看護師、リハビリ先生が参加してくれる。妻の退院も間近になってきた。

    2015月11月29日

    妻に退院の話をすると「寒くても家の方がいい」と妻が言う。そらそうやなあ。あした迎えに来るといって帰ってくる。

    2015月11月30日

    妻退院。長い間よく頑張りました。

    夜9時、コムタンをやめてレキップ2㎜gを追加した。マイスリーも注入した。

    これからは家で妻の胃ろう(PEG)からの薬注入一日9回の日々が始まる。がんばらなければ。


    ※退院後、しばらく調子のいい日が続いてくれました。

    2016月1月20日

    K病院通院、主治医から「経口で薬を三週間飲んでうまくいけば胃瘻を取り外すことにする」と。

    2016月2月1日

    8:00座薬。8:50大便通常量。

    2016月2月2日

    7:00のメネシット(パーキンソン病主薬)を1錠に減薬したらOFFになり、感情失禁。

    2016月2月3日

    8:15座薬、8:30大便通常量あり。

    娘が住職を務める薬師寺までいっしょに往復散歩する。

    2016月2月4日

    久しぶりに妻を家の風呂に入れる。

    2016月2月10日

    K病院通院。三週間順調に口から薬を飲むことができたので胃ろう抜去する。あっという間に抜き取りました。先生に「胃ろうは何回もつけてきたけど、抜き取るのははじめてや」と言われました。

    これからは服を着るのもお風呂に入るのも少しは楽になりそう。

    夕食までは食べられないので点滴してもらう。

    2016月2月11日

    8時15分座薬、8:30大便通常量あり。

    眠剤を飲んでから食べるので困る。食べている途中から眠気がきて、食べさせるのが困難になるからだ。

    夜の薬を飲んだら食べない、ベッドに入る、このことを心に決めることが一番なのに・・・。

    午前3:30ごろから「亡くなったおじいちゃんがお茶を欲しがってる」とキッチンでお茶を入れて仏壇に供えてる。「こんな夜中にせんでも」というが聞かない。


    ※このあと週二回のデイサービスと訪問看護を利用し始める。このデイサービスは妻がずいぶん楽しみにしてくれ、このあと約4ヶ月の間、充実した日々が続きました

    合掌

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    7 分
  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<命をいただく②>
    2025/05/22
    2015年9月25日ここ2、3日妻は不安定。三味線生徒O君が持ってきてくれた柿をむいて持っていって、お昼を一緒に食べる。デイルームで食事をしていると、家と間違えて「ご飯、しかけとこか」と話す。2015年9月27日朝から堤防リハビリ散歩。骨抜きサーモンのフライを妻に持っていく。2015年9月28日調子が良さそうなので、妻に車いすを押させて病棟内散歩リハビリ。わしの腰のことを心配してくれてるようだ。妻、今日は元気だ。2015年10月1日きょうの妻はなかなかおかずを食べてくれない。2015年10月2日お昼を一緒に食べてから、帰ってくる。2015年10月3日午後JR和歌山駅前で難病患者のための国会請願署名活動。もう20年以上続いている。最近は孫たちもみんなが手伝ってくれる。2015年10月4日午後、W病院の外の庭を車椅子で散歩。2015年10月5日妻にカップラーメンを作ってお昼に食べる。2015年10月6日妻の表情が安定している。2015年10月10日薬が切れると唾が粘るので、泣き出す。2015年10月12日柿の葉寿司を持っていく。朝ベッドをフラットにされていたので粘りの強い唾を出せなくて泣いていた。看護師にベッドを起こしてもらうようにお願いする。2015年10月13日巻き寿司を持っていく。今朝はベッドを起こしてもらっていた。2015年10月14日妻のインフルエンザの予防注射を病院にお願いする。2015年10月15日リハビリはよく歩いたので、お昼前に薬が切れる。2015年10月19日檀家Kさんのお葬式で末の孫のお守りのため、久しぶりに妻の病院を休む。2015年10月20日わしはN病院内科外来。だいぶよくなってるので次回から通院をホームドクターに戻してくれるという。再発の心配はほぼないとも言ってもらう。ほんとうにありがたい。というのもネットで「化膿性脊椎炎が治った」という検索結果がなかったことを思い出したからだ。2015年10月21日妻は不安定だった。2015年10月22日きょうも妻は体調不良でリハビリ行けず。2015年10月23日病院の下庭の散歩に車椅子で連れて行く。2015年10月に14日朝から唐揚げを作って妻に持っていく。2015年10月26日薬が効いているちょうどいい時間に妻、髪をカットしてもらう。お昼カツサンドをぺろっと二つ。食べてくれるのはうれしい。2015年10月30日次女の祥月命日でお墓参り。妻の退院についてケアマネMさんに来てもらう。2015年11月1日お義姉さんが地域のハイキングのため、いつもは昼前に行くのだが、今朝は八:三〇から病院に行く。2015年11月2日お義姉さんが弁当を作っているときに目まいがしたので、長兄だけハイキングに行ったそうだ。メニエール病だとか。ずいぶん疲れさせてるみたいで、申し訳ない。昨晩から冷たい雨。妻は落ち着いてた。2015年11月4日今日は病院の廊下をよく歩けた。2015年11月7日海南市の公民館での講演に行く。2015年11月9日コロッケを作って持っていく。美味しいと食べてくれる。2015月11月10日午後、ケアマネMさんと当初お世話になった施設のKさんが来て説明を受ける。妻が肺炎で救急入院するまでの4日間で99,000円は高いと思っていた。なにがしか返金するといって帰る。わしの入院が急だったこともあり、かなり契約がいい加減だったようだ。2015年11月12日ケアマネMさんとヘルパーKさんSさんが病院へ来てくれ、退院後の妻について先生から一緒に話しを聞いてもらう。2015年11月15日うっとうしい雨模様。お昼妻にラーメンを作る。パーキンソン病の友人Eさんが脳梗塞で入院とのこと。かなり重症らしい。みんな大変だ。2015年11月16日朝から堤防を歩く。妻退院後のため、ポータブルトイレの洗浄用に電気屋さんにたのんでトイレに長い蛇口を取り付けてもらう。2015年11月17日朝堤防歩いてから病院へ行く。雨模様。2015年11月18日今朝も堤防歩いてから病院へ行く。2015年11月19日堤防歩いてからW病院へ。コンビニでコロッケを買って持っていく。妻はそのコロッケを、お世話になってるお義姉さんに「これあげて」という。2015年11月20日堤防を歩いてから病院へ行く。2015年11月21日朝から堤防リハビリ散歩をしてから、妻の病院へ行く。夜、友人A君に近くの料理屋でお呼ばれする。A君には本当にいろいろ心配...
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田舎坊主の読み聞かせ法話に寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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ストーリー
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