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サマリー
あらすじ・解説
ストーリーを簡単に組み立てられるようになるために、まずは「ストーリーとは何か」を知ること。それさえ知っておけば、何ページの作品であっても描けるようになるはずです。
では、ストーリーとは何かというと、ずばり、「オチをつける」こと。そしてオチとは、読者がそれを読んだことで、何らか「良かった」「受け取った」と感じられるものを指します。
逆に、読者に何かを渡さない限り、オチはつきません。出来事しか書いてない漫画にストーリーを感じられないのは、受け取るものが何もないからです。
オチが複雑なものになるほど、その説明のためにページ数は長くなり、シンプルなものほど短くなります。だから作品を描く上では、「読者にこれを受け取ってほしい!」という観点から、ページ数を考えるのもいいかもしれません。
最近の傾向として、SNSの隆盛により「この漫画を読むと何を得られるか、すぐにわかる」ことへの需要が、非常に高まっています。オチへの予感をとにかく早めに入れることは、バズの観点では1つの重要なテクニックと言えるでしょう。
得られるものが想像できるからこそ、読まれる。逆に得られるものが何かがわからないと、読んでもらえない。そういう点も意識しながら、良いストーリーを組み立てていきましょう!