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［商品について］―生きることは、愛すること―僕は、自分の意識の深い所から神の声を聞いた。「自分を愛せないものは、人を愛せない。お前の愛は、欲望の中にある愛だ」（「誘惑の星」より）

光と闇が混沌としている。何も見えない、何の区別もない。すべてが、はっきりしないまま、何かが、めばえている。それは、整列であり、秩序の片らだ。

―自分を救えない者は、人を救えない―いったい、なんのために生まれてきたのか？　幸せになるためにだ。なのにこんな遠回りして、あくせくしている（本文より）他愛のない生活を送っていた僕（早瀬進）と洋子。しかしある日、郊外にある不思議なテーマパークを訪れると、突然強風が吹き付け、いつの間にか二人は別々の時空へとタイムスリップしてしまったのだった。

―ブラックホールの彼方に、何かが待っている。―この世界は不思議な事象に溢れている。しかし、世界の果て、ブラックホールの先には、もっと不思議で未知なる空間が広がっているはずだ。

―女はね、こういう宿命なんだ―『ブラックホール』『明日に向かって、今日を生きる』の著者が描く、強く生きる女たちの姿を一つの家族の歩みと共に描いた物語、オーディオブックで登場。