『ほめるのをやめよう』のカバーアート

ほめるのをやめよう

リーダーシップの誤解

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ほめるのをやめよう

著者: 岸見 一郎
ナレーター: 日下 純
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このコンテンツについて

上司であることに自信がないあなただから、よきリーダーになれる。
そのために――

◎叱るのをやめよう
◎ほめるのをやめよう
◎部下を勇気づけよう

『嫌われる勇気』の岸見一郎による初のリーダーシップ論。

気鋭の現役経営者から共感の声、続々!

ほぼ日社長・糸井重里氏
「リーダー論でおちこみたくなかった。
おちこむ必要はなかったようだ。」

サイボウズ社長・青野慶久氏
「多様性に対応できない昭和型リーダーシップに代わる答えが、ここにある。」

ユーグレナ社長・出雲充氏
「本書がコロナ禍の今、出版されたことには時代の必然がある。」

面白法人カヤックCEO・柳澤大輔氏
「僕も起業家&経営者という職能を20年以上続けてきていますが、いわゆる起業家や経営者っぽくないと何度も言われてきました。自分自身、いわゆるリーダー体質じゃないなと思っていましたが、それは僕自身が知らず知らずにリーダーというものを過去の固定概念で捉えていたからのようです。リーダー像は多様化しており、時代とともに求められているリーダーの性質は変わり、もっといえば、誰でもなろうと思えばなれるし、一人ひとりがリーダーにならないとならないんだと思います。世の中をよりよくするために。」

【本文より】

<本書で私が提示するのは、一言でいえば「民主的なリーダーシップ」です>
<リーダーと部下は「対等」であり、リーダーは「力」で部下を率いるのではなく「言葉」によって協力関係を築くことを目指します>
<天才であったりカリスマであったりすることは必要ではなく、むしろ民主的なリーダーシップには妨げになるといっていいくらいです>
<率直に言って、民主的なリーダーになるためには時間と手間暇がかかります。しかし、努力は必ず報われます>
<「悪い」リーダーは存在しません。部下との対人関係をどう築けばいいか知らない「下手な」リーダーがいるだけです。>
<自分は果たしてリーダーとして適格なのか、よきリーダーであるためにはどうすればいいかを考え抜くことが必要なのです>
<現実と照らし合わせると、それはとても無理だというのもわかります。しかしながら……理想は現実性がないから理想なのです>©2020 Ichiro Kishimi (P)2020 Audible, Inc.
マネジメント

ほめるのをやめように寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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何度も聞きたい

アドラー心理学は意識しなくては難しいですが、何度も聴き込んで、自分のものにしたいなと思います。

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内容○、ナレーション△

岸見先生のお話は一貫しているので、他の本と似たものを感じますが内容はとても分かりやすく、良い本だと思います。
ただ、ナレーションが質問と回答で変化が少ないので聞き取りづらかったです。
どなたかが、「褒めるのも勇気づけも操作だ」といった趣旨の書き込みをされていました。とても興味深く、私も考えてみました。
私の意見は、木に例えるなら褒める事は枝の伸びる方向をワイヤーで固定する事、勇気づけは水を与える事のような違いなのかなと感じました。どちらも操作なのかも知れないけど、意図が違うと考えました。
この本でまた考えが深まりました。
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わかった気にならないように…。

私は、リーダーシップから逃げているなぁ…。

と感じながら暗い気持ちで聞いていたところ、

「リーダーシップが下手なだけ」

という言葉を聞いて、目から鱗で、力が湧きました。

リーダーシップに向いていないから、実力が無いからから…といろいろ考えていた事は、言い訳であった事がはっきりとわかりました。

力強く、やる気の無い人をもやる気にさせて、引っ張るのがリーダーだと信じていましたので、自分を変えるチャンスと捉えました。

わかったような気にならないように、繰り返し、出来るように、上手になりたいと思います。


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仕事でのアドラー心理学的ふるまい

お気に入りの岸見先生の本を何冊か読みつつ、競争のある会社で仕事をすることと、アドラー心理学は少し距離があるなと思ってましたが、この本での具体的なシーンでの振る舞いを聞きつつ、そういう見方もあるよな、ちょっと試してみようかな、とのヒントをもらえたかなと思います

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ガッカリ

嫌われる勇気があれだけ良かったのに…何だか説教くさかったです。質問者と先生の質疑応答も、ナレーターが同じ声で続けて読むからどこからどこまでが質問者かわかりにくいですし。嫌われる勇気の哲人の声でやってくれたらまだ良かったのに。

褒めて操作をするなと言いながら勇気付けという操作をしようとしたり、結論を持って話すなと言いながら結論を持って誰かを批判してるし…村田さんにも「いや…」とか否定から入って、しかも「彼はその後良い結果をおさめています」とか締め括ってまるで結果を大事にするような発言してるし。

そもそも生存競争をどう考えてるんだろう?
地球人を食べなければ餓死する宇宙人が乗り込んで来たら、共同体感覚とやらで息子や嫁を差し出して食わせるのかな?
豚を食べてる人間はその宇宙人なわけでしょ?
豚には適用できない心理学だよねアドラー。
会社も生き残り競争だし、社員同士も同じだよね。
会社の利益と社員の利益は完全一致までしないし。
会社と会社が競争してその中で働いてるのが社員なのに会社内の競争やめて、やめたからこそ会社同士の競争に勝てる???
大きな地球と言う共同体に貢献する為に負けてあげるの?

なんだかなぁって作品でした。読む価値はあります。嫌われる勇気とは違う視点で考えられて良いので。

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