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幽霊と推進機
- ナレーター: テルヤン
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あらすじ・解説
<内容紹介>
明治19年。イギリス人を船長とする貨物船は香港からシンガポールへ向かっていた。航海の途中、主人公はその貨物船に乗り込む。
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そんな最中、貨物船に「チフス」に罹患した船員が現れた。そう、拾い上げた水夫の二人だ。感染の恐れの高い病気に対処すべき船医はこの船にはいない。
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その際に二人がチフスに感染したことが分かる。錯乱状態の水夫長を部屋に移動させる。そして事態は起こった。水夫長の様子を伺い主人公が様子を見ると、そこにはうつ伏せに倒れている水夫長が。
足元は亡くなったはずの二人の亡霊が現れパニック状態に。壮絶な時間は過ぎ二人の霊を慰めた。しかし、貨物船にこれまでにない時化が襲う。
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ふと目が覚めるとそこにはいたのは・・・。
<夢野久作(ゆめの・きゅうさく)>
日本の小説家、SF作家、探偵小説家、幻想文学作家。
1889年(明治22年)1月4日 - 1936年(昭和11年)3月11日。
他の筆名に海若藍平、香倶土三鳥など。現在では、夢久、夢Qなどと呼ばれることもある。福岡県福岡市出身。日本探偵小説三大奇書の一つに数えられる畢生の奇書『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇色と幻想性の色濃い作風で名高い。またホラー的な作品もある。
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