文庫版 地獄の楽しみ方
(講談社文庫)
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ナレーター:
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日暮 哲也
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著者:
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京極 夏彦
このコンテンツについて
SNS炎上、対人トラブル――あらゆる争いは言葉の行き違いから起きています。
言葉の罠にはまらないため、語彙を増やして使いこなすわざを身につけましょう。
小説家・京極夏彦が指南する、地獄のようなこの世を楽しく生きていくための「言葉」徹底講座。
©京極 夏彦 (P)2022 Audible, Inc.
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オジいサン(1)
- 著者: 京極 夏彦
- ナレーター: ささき のぞみ
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ストーリー
オジいサン――。
と、呼ばれた。
五月某日の早朝、寝床の中でのことである。
いや、実際に音として耳に聞こえた訳ではない。思い出しただけなのである。夢を見ていたのかもしれない。いや、そう呼ばれたこと自体が夢であったと云うことではなくて、そう呼ばれた記憶が睡眠中に夢として再生されていたのかもしれぬ、と云う意味である。
益子徳一、七十二歳、独身。定年後の人生を慎ましく送る独居老人の大真面目で平凡な日常を、そっとすくい上げて、覗いてみると――。
可笑しくて、温かくて、すこしだけ切ない「老人小説」。
高齢化社会を生きる全ての人に贈ります。
※『オジいサン(1)』では中央公論新社から刊行中の同名書籍の第一話「七十二年六カ月と一日 午前五時四十七分?六時三十五分」の前半を朗読しています。
(c)2011 京極夏彦/中央公論新社
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これ、京極さん、だよねぇ…
- 投稿者: オミー 日付: 2023/08/15
著者: 京極 夏彦
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オジいサン(2)
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ストーリー
オジいサン――。
と、呼ばれた。
五月某日の早朝、寝床の中でのことである。
いや、実際に音として耳に聞こえた訳ではない。思い出しただけなのである。夢を見ていたのかもしれない。いや、そう呼ばれたこと自体が夢であったと云うことではなくて、そう呼ばれた記憶が睡眠中に夢として再生されていたのかもしれぬ、と云う意味である。
益子徳一、七十二歳、独身。定年後の人生を慎ましく送る独居老人の大真面目で平凡な日常を、そっとすくい上げて、覗いてみると――。
可笑しくて、温かくて、すこしだけ切ない「老人小説」。
高齢化社会を生きる全ての人に贈ります。
※『オジいサン(2)』では中央公論新社から刊行中の同名書籍の第一話「七十二年六カ月と一日 午前五時四十七分?六時三十五分」の後半を朗読しています。
(c)2011 京極夏彦/中央公論新社
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いちおうオチがあっただけマシだけど
- 投稿者: オミー 日付: 2023/08/15
著者: 京極 夏彦
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景清
- 著者: (株)文化放送
- ナレーター: 三遊亭 百生
- 再生時間: 27 分
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ストーリー
文化放送で昭和37年2月18日に放送された「日曜名人会」より。
著者: (株)文化放送
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リーディングカンパニー Vol.4 前編
- 著者: 大沢オフィス
- ナレーター: 大沢 在昌, 宮部 みゆき, 京極 夏彦
- 再生時間: 1 時間 12 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
大沢在昌、宮部みゆき、京極夏彦、人気作家3人が自作を朗読するチャリティーイベント「リーディングカンパニー」。3人が所属する「大沢オフィス」の設立10年と、公式ホームページ「大極宮」開設1年を記念して2002年に始まった催しです。以降、読者への感謝を込めた恒例イベントとして年に1度のペースで開催され続けています。単独の朗読あり、3人が共演した朗読あり。遊び心満載の貴重な朗読会をお楽しみください。このオーディオブックは、2005年11月19日、東京中央区・ヤマハホールで開かれた第4回公演を収録したものです。【vol.4前編 収録内容】・京極夏彦「二杯目のジンフィズ」(大沢在昌『一年分、冷えている』収録)・宮部みゆき「絡新婦の理」(部分/京極夏彦『絡新婦の理』収録)・大沢在昌「神無月」(宮部みゆき『幻色江戸ごよみ』収録)音楽:森脇一雅、森脇美佐/演出:河野治彦
著者: 大沢オフィス
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百物語
- 著者: 岡本 綺堂
- ナレーター: 中垣 巧巳
- 再生時間: 13 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
ある大雨の夜、大名の城内で夜詰めをしていた若侍たちが 百物語を催す・・・ ご存知『半七捕物帳』の岡本綺堂が、とある百物語を活写した歴史物の一文です。文字版百物語そのものをしているわけではないのでご安心ください。 たんたんと、且つピリリとした、くせになる一作です。 いそがしい日々の合間、一口のエスプレッソのかわりに。
著者: 岡本 綺堂
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リーディングカンパニー Vol.1 前編
- 著者: 大沢オフィス
- ナレーター: 大沢 在昌, 宮部 みゆき, 京極 夏彦
- 再生時間: 55 分
- 完全版
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ナレーション
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大沢在昌、宮部みゆき、京極夏彦、人気作家3人が自作を朗読するチャリティーイベント「リーディングカンパニー」。3人が所属する「大沢オフィス」の設立10年と、公式ホームページ「大極宮」開設1年を記念して2002年に始まった催しです。以降、読者への感謝を込めた恒例イベントとして年に1度のペースで開催され続けています。単独の朗読あり、3人が共演した朗読あり。遊び心満載の貴重な朗読会をお楽しみください。このオーディオブックは、2002年4月7日、東京赤坂・サントリーホールで開かれた記念すべき第1回公演「さくら満開 原稿まだ会」を収録したものです。【vol.1前編 収録内容】・大沢在昌「雪蛍」(部分/『雪蛍』収録)・宮部みゆき「車坂」(『自選ショート・ミステリー2』収録)・京極夏彦「絡新婦の理」(部分/『絡新婦の理』収録)演出:河野治彦
著者: 大沢オフィス
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オジいサン――。
と、呼ばれた。
五月某日の早朝、寝床の中でのことである。
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益子徳一、七十二歳、独身。定年後の人生を慎ましく送る独居老人の大真面目で平凡な日常を、そっとすくい上げて、覗いてみると――。
可笑しくて、温かくて、すこしだけ切ない「老人小説」。
高齢化社会を生きる全ての人に贈ります。
※『オジいサン(1)』では中央公論新社から刊行中の同名書籍の第一話「七十二年六カ月と一日 午前五時四十七分?六時三十五分」の前半を朗読しています。
(c)2011 京極夏彦/中央公論新社
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これ、京極さん、だよねぇ…
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オジいサン――。
と、呼ばれた。
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いや、実際に音として耳に聞こえた訳ではない。思い出しただけなのである。夢を見ていたのかもしれない。いや、そう呼ばれたこと自体が夢であったと云うことではなくて、そう呼ばれた記憶が睡眠中に夢として再生されていたのかもしれぬ、と云う意味である。
益子徳一、七十二歳、独身。定年後の人生を慎ましく送る独居老人の大真面目で平凡な日常を、そっとすくい上げて、覗いてみると――。
可笑しくて、温かくて、すこしだけ切ない「老人小説」。
高齢化社会を生きる全ての人に贈ります。
※『オジいサン(2)』では中央公論新社から刊行中の同名書籍の第一話「七十二年六カ月と一日 午前五時四十七分?六時三十五分」の後半を朗読しています。
(c)2011 京極夏彦/中央公論新社
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いちおうオチがあっただけマシだけど
- 投稿者: オミー 日付: 2023/08/15
著者: 京極 夏彦
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著者: 大沢オフィス
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リーディングカンパニー vol.11 後編
- 著者: 大沢オフィス
- ナレーター: 大沢 在昌, 宮部 みゆき, 京極 夏彦
- 再生時間: 54 分
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大沢在昌、宮部みゆき、京極夏彦、人気作家3人が自作を朗読するチャリティーイベント「リーディングカンパニー」。3人が所属する「大沢オフィス」の設立10年と、公式ホームページ「大極宮」開設1年を記念して2002年に始まった催しです。以降、読者への感謝を込めた恒例イベントとして年に1度のペースで開催され続けています。単独の朗読あり、3人が共演した朗読あり。遊び心満載の貴重な朗読会をお楽しみください。このオーディオブックは、2012年10月28日、東京中央区・浜離宮朝日ホールで開かれた、第11回公演を収録したものです。【vol.11後編 収録内容】・共演「あちこちら」(大沢在昌『らんぼう』収録)ウラ・杉村……大沢在昌/イケ・洋祐……京極夏彦/婆さん……宮部みゆき/音楽:森脇一雅、森脇美佐
著者: 大沢オフィス
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- 著者: 大沢オフィス
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大沢在昌、宮部みゆき、京極夏彦、人気作家3人が自作を朗読するチャリティーイベント「リーディングカンパニー」。3人が所属する「大沢オフィス」の設立10年と、公式ホームページ「大極宮」開設1年を記念して2002年に始まった催しです。以降、読者への感謝を込めた恒例イベントとして年に1度のペースで開催され続けています。単独の朗読あり、3人が共演した朗読あり。遊び心満載の貴重な朗読会をお楽しみください。このオーディオブックは、2004年11月13日、東京墨田区・江戸東京博物館ホールで開かれた第3回公演を収録したものです。【vol.3後編 収録内容】・共演「トラブル・トラベラー」(宮部みゆき『ステップファザー・ステップ』収録)俺……大沢在昌、直/柳瀬/ピカソ……京極夏彦、哲……宮部みゆき/音楽:森脇一雅、森脇美佐/演出:河野治彦
著者: 大沢オフィス
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リーディングカンパニー Vol.7 後編
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大沢在昌、宮部みゆき、京極夏彦、人気作家3人が自作を朗読するチャリティーイベント「リーディングカンパニー」。3人が所属する「大沢オフィス」の設立10年と、公式ホームページ「大極宮」開設1年を記念して2002年に始まった催しです。以降、読者への感謝を込めた恒例イベントとして年に1度のペースで開催され続けています。単独の朗読あり、3人が共演した朗読あり。遊び心満載の貴重な朗読会をお楽しみください。このオーディオブックは、2008年10月26日、東京中央区・浜離宮朝日ホールで開かれた第7回公演を収録したものです。【vol.7後編 収録内容】・共演「宍道湖鮫」(京極夏彦『南極(人)』収録)赤垣廉太/中大岡百太郎……大沢在昌、南極夏彦/片岡太……京極夏彦、椎塚有美子/望/遥……宮部みゆき/音楽:森脇一雅、森脇美佐/演出:河野治彦
著者: 大沢オフィス
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リーディングカンパニー Vol.5 前編
- 著者: 大沢オフィス
- ナレーター: 大沢 在昌, 宮部 みゆき, 京極 夏彦
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大沢在昌、宮部みゆき、京極夏彦、人気作家3人が自作を朗読するチャリティーイベント「リーディングカンパニー」。3人が所属する「大沢オフィス」の設立10年と、公式ホームページ「大極宮」開設1年を記念して2002年に始まった催しです。以降、読者への感謝を込めた恒例イベントとして年に1度のペースで開催され続けています。単独の朗読あり、3人が共演した朗読あり。遊び心満載の貴重な朗読会をお楽しみください。このオーディオブックは、2006年11月11日、東京港区・ヤクルトホールで開かれた第5回公演を収録したものです。【vol.5前編 収録内容】・大沢在昌「気つけ薬」(『一年分、冷えている』収録)・京極夏彦「遺言にするほど」「引いてみた」(『旧耳袋』収録)・宮部みゆき「“旅人”を待ちながら」(書下ろし/現在『短篇ベストコレクション―現代の小説2008』収録)音楽:森脇一雅、森脇美佐/演出:河野治彦
著者: 大沢オフィス
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呪いを、科学する
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著者: 大沢オフィス
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リーディングカンパニー Vol.1 後編
- 著者: 大沢オフィス
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著者: 大沢オフィス
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くだんのはは
- 著者: 小松 左京
- ナレーター: 武川 智美
- 再生時間: 1 時間 33 分
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ストーリー
「くだんのはは」は、1968年に「話しの特集」で発表されました。『召集令状』と同様に、その物語の背景には、小松左京の戦争体験が大きく影響を与えています。
『くだんのはは』は、戦争末期のつらい日々を過ごす、小松左京の分身のような旧制中学の生徒である主人公の語りで、超自然的で恐ろしい「くだん」に纏わる、大きな渦のなかに吸い込まれるような、逃れがたい物語が展開されます。
ホラーとして大変評価が高いため、自身の作品集だけでなく、様々なホラーや幻想系のアンソロジーに選ばれ、未だに人気がある作品です。
作者、小松左京(こまつさきょう、大阪生まれ、1931年 - 2011年)は日本を代表するSF作家。1961年「地には平和を」でSF作家としてデビュー。「日本沈没」「復活の日」など映画化された長編の名作や、「ゴルディアスの結び目」などの短編小説の名作も多数執筆している。又、1970年の大阪万博のテーマ館のサブ・プロデューサー、1990年の国際花と緑の博覧会の総合プロデューサーを務めるなど、その才能は多岐にわたりました。
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実際は4.5くらいの点数をつけたい
- 投稿者: KT 日付: 2023/08/05
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小松左京の長編小説「日本沈没」のパロディとして有名で、小松左京氏公認のパロディ小説。しかし、中身は日本人の島国根性の浅ましさを露骨に書いたブラックユーモア小説である小松左京の長編小説『日本沈没』も映画化されたが、この日本以外全部沈没も2006年に映画化された。映画は2007年SFファンによる星雲賞メディア部門にノミネートされた作品。その朗読版をおなじみオーディオブック声優として地位を確保しつつある安原義人氏の朗読でお楽しみください。(C)ことのは出版
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聴く歴史・王朝時代『陰陽師安倍晴明と平安貴族の不安』〔講師〕夢枕獏
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ストーリー
闇の世界に跋扈する怨霊に対峙した陰陽師。 人、鬼、物の怪が共存していた平安時代において陰陽師は重要な役割を担っていた。そんな陰陽師として卓越した存在であった安倍晴明を中心に陰陽の世界を夢枕獏が語る。 【講師紹介】作家 夢枕獏- 1951年、神奈川県生まれ。圧倒的な人気を博する『陰陽師』『魔獣狩り』『餓狼伝』の各シリーズをはじめ、山岳、冒険などなどの分野でも読者を魅了。
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楽しく聞かせて頂きました。
- 投稿者: ゆう 日付: 2023/04/06
著者: 夢枕 獏
文庫版 地獄の楽しみ方に寄せられたリスナーの声
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ナレーション
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ストーリー
- まう
- 2023/10/17
面白かった
人それぞれ感じ方や受け取り方が違うと知ってはいても、それを理解して行動はしてこなかったと思い知らされた。人のコミュニケーションの主なものは言葉ですが、私が見たもの、思ったものが全部そのまま相手に伝わるわけではない、ぜんぜん違うように伝わることもあると頭の片隅に常においておこうと思った。Audibleで初めて最後まで読んだ(聞いた)のがこの作品。もともとどこかの学生向けの講演会を文に落としたもののようで、とても聞きやすかった。きっと本屋で見かけても手には取らなかったと思うので、出会えてよかった。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!
-
総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- Amazon カスタマー
- 2024/04/19
愛は地球を救わない
この本の中で印象に残ったのは…
『愛は地球を救う』というキャッチフレーズは、言葉を雑に扱うことで、なんとなく良い雰囲気にしてお茶を濁しているだけではないか…要は、『地球という親のスネを上手くかじるために、人間の都合の良い状態にしておこう』という自己欺瞞である。
『〇〇に勝つ』も要注意で、『自分に勝つ』とかといった言説も、突き詰めて行けば、仮に自分が『勝った』としても、それまでの自分は負けたことになってしまうのではないか?
そんなの自己欺瞞なのではないか…
理屈ぽい話運びで、独自のロジックを駆使した語り口と、博覧強記の著者が、ガンガンに語っていました。
ちょっと聞いた感じでは、なるほど流石という気もしたりもしますが…
『愛は地球を救う』ネタとかに関することは擦られすぎている話なので、それをティーン向けとはいえ話してしまうのは、周りの人間から祭り上げられてしまって、突っ込まれることとかなくなってきたりしてるんじゃないかとも思ったりしました。
以前、数十人の会場で著者の講演会を聴いたことがあるのですが、かなり威圧的な雰囲気で、なかなかとっつきにくい印象でした。
一時、処女作の『姑獲鳥の夏』にはまり、その後、小説や対談集、自作の漫画まで、読めるものはみんな読んでいた時期があったのですが、その時の著者の佇まいと併せて、個人的に納得するものがありました。
知識やロジックって身を固めることで、何者からか身を守っている人なのだなあと…
まあ、本人がこんなこと書いてるのを読んだら、たかだか2時間程度の講演会程度でわかったように気になっているのが欺瞞であり、人というものを理解していない証拠であるとでも言われそうですが…
とここまで書いてきて、このタイプの語り方をする人間って知ってるなあ…アニメ監督の押井守に、喋り方も、斜に構えた感じなどもよく似ているなあと…
二人の佇まいの違いはなんなのかなあと思ったのですが…
押井守の場合は一般的にブレイクしそうでしないままになってしまいましたが…
京極夏彦は直木賞を始めとした様々な小説を始めとして、作家としても行くとこまでいってので、そこら辺は話振りも自然と大先生といった感じになっているのかなあと思ったりしました。
一緒に仕事をしたり、私生活で過ごしたりするのは、なかなか大変そうな人そうだなあと思いました。
とはいえ、しばらくご無沙汰だった著者の小説はを読んでみようかなあと思いました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ナレーション
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ストーリー
- omlythe
- 2022/09/27
「言葉」はデジタル。つまりは非連続
「愛」「夢」「絆」。この漢字に共通するものはなにか?
希望?…違う。本書はこれらを“危険な漢字“”として取り上げる。
なぜか?それは、「愛→執着」「夢→薄暗がり」「絆→動物を繋ぎとめる綱」が由来だから。
愛にとらわれ、夢を闇雲に模索し、絆に縛られる“側面”に盲目的になっていないか?ポジティブで汎用性のあるワードだからこそ、デジタル(非連続)変換の過程で削ぎ落とされた部分もみるべし。
本書はフランクな語り口ながらも、哲学に富む示唆を与えてくれる。星5つ。
(ただ、“言葉の誤謬”がメインテーマなのにタイトル「地獄の楽しみ方」はミスリードでは?)
【余談】
「言葉」を使うと、その意味以外書き手はシャットアウトしてしまう。
レビューを書くときも、読むときも心に留めるべし。
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- 古城香
- 2022/10/21
言葉を大事にするということの意味
考えてみれば少ない語彙で生活してるから感情が乏しくなっていっているような気がして来ました。
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- kabaka99
- 2024/01/12
言葉では決して伝わらない講義録
京極夏彦+地獄ということで勝手な期待を抱いて聴き始めたが、言語学+哲学+宗教学+脳科学=安易な思考停止に陥るな、という若者向けのアドバイスだった。様々なトピックを紹介しているが有名なものばかりで、上記が好きな方々には物足りないかもしれない。
とはいえ、本書は実際に高校生ぐらいの若者を対象とした講演の記録をベースにしていると言うことで、これから勉強しようとする若者には役立つ内容なのかもしれない。
さらに、色々と情報過多になっている(自分のような)年配者にとっても、改めて大切なことを再認識できるよい機会でもある。
ただ聴いていて心配になったのは、前置きとなるトピックが長く、かつ多分野に及んでいるため
「この人は何が言いたくてこの話をしているのか?」
としばしば感じたことだった。
慣れていれば
「ああ、こう言うことにつなげたいんだな」
と予想がつくが、これから勉強する若者は混乱するのではなかろうか。
さらに言えばタイトルにある地獄とは、SNSなどで炎上して嫌な思いをしている状態を意味しているらしく、それも若干の期待外れ感がある。
それでも楽しく聴き続け、最後の質疑応答に入ったら、とても知的で高度な質問がいくつも飛び出した。
応募によって選ばれた人を対象に講談社内で行われた講演なので、参加者も京極夏彦はよく知っているわけだ。
そんな彼らにとって、今回の話は退屈だったのではないか、と別な心配が湧いた。
まあ、本人に会えると言うのは最高の刺激ではあるが。
ナレーションはとても聴きやすい。明るい声なので内容もすんなり入ってくる。
せっかくだから本人朗読として欲しかったが、そこまで望んではいけないのだろう。
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