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流 下

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流 下

著者: 東山 彰良
ナレーター: 奥田 隆仁
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このコンテンツについて

何者でもなかった。ゆえに自由だった――。 1975年、台北。偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。 内戦で敗れ、追われるように台湾に渡った不死身の祖父。なぜ? 誰が? 選考委員満場一致の第153回直木賞受賞作。 「20年に一度の傑作。とんでもない商売敵を選んでしまった」(選考委員・北方謙三氏) 「私は何度も驚き、ずっと幸福だった。これほど幸せな読書は何年ぶりだ?」(選考委員・伊集院静氏) 無軌道に生きる17歳のわたしには、まだその意味はわからなかった。 台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。歴史に刻まれた、一家の流浪と決断の軌跡。© 東山彰良 (P) 2016 Audible, Inc. 大衆小説 現代文学
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この作者の方の小説は初めてです。
台湾と中国の三世代に渡るストーリーで、日本人の登場人物はほぼ皆無。
それはいいのですが、たまにわからない台湾語?中国語?の名詞が出てくるのでちょっとモヤモヤしたのと、下ネタがストレートで出てきたりしたので不愉快になりました。
それ以外は軽快なストーリーなので、どんどん引き込まれていきました。
全体的に古きよき70年代にありがちな昭和なストーリー。
もっと例えるなら、昔の香港映画のような感じですね。
ナレーションは素晴らしかったです。
台湾語と中国語の言葉を滑舌良く読めて、しかも役の演じ分けも良かったです。

軽快なストーリーでした

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

台湾に先住民がいて、言語も違い、大陸から来た人達と折り合いが悪かったなんて、知りませんでした。
暴力的な描写が多かったのは閉口しました。
大陸の農村の貧しい生活は、厳しいものだったろうと思い、今の生活にあまり文句を言うのはいけないな、と思いました。
また、日本を含む三ヶ国の関係についても、学びました。

台湾について学びました

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

もう、100回以上は聞いたが飽きずにまだまだ聞けそう。特に物事を過剰に表現するところや、生き物を用いて表現するところが、大好きで、この台湾、中国が舞台になっている物語には、とてもあっていると思いました。

何回聞いも、また聞きたくなる。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

以前、普通に読もうと試みましたが、他の方のレビューにもあるとおり人物名等が区別がつき難く、途中でgive upしてしまっていました。いつかは読もうと思いつつ早数年、今回audible版を試すことが出来たので家事の傍ら読み(聴き)進めました。ナレーションの方の読み方がとてもハマっていて、本当に退屈しませんでした。ストーリーがドラマチックなので、こうしたオーディオブックであったり、映像向きな小説だと思いました。
小説だからこそ具体的に描くことが出来たであろう、中国の中国人と台湾の中国人、台湾の台湾人(の距離感は、現在進行中の戦争とも重

audible版が凄く良かったです。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

他のレビューは低い印象だけど、小説だからと言って特別な何かを描くということはないと思います。
戦争を通じて、国や世代を跨いで消せない感情や新たな愛情って日常誰にでもあること。
さらっと描いているようでいて、誰もが時代に翻弄されているということを感じることができる作品だと思うし、日本人の私ではわからない台湾や中国の国民性など作品を通じて知ることができました。
ナレーションが主人公の世代にあった若いささくれた感じがすごく良かった。

世代を跨ぐ物語、愛、懺悔、希望

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