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  • 熱源

  • 著者: 川越 宗一
  • ナレーター: 逢笠 恵祐
  • 再生時間: 33 時間 35 分
  • 4.6 out of 5 stars (126件のカスタマーレビュー)

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熱源

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あらすじ・解説

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)

書籍では日本語と現地語(アイヌ語など)が併記されている部分があるため、オーディオブック版では本書の内容を鑑み下記の対応としております。

トラック1~12:日本語のみを読み上げた日本語版
トラック13~24:現地語のみを読み上げた現地語版

それぞれお好みに応じてご選択ください。
なお、日本語版・現地語版の双方が収録されているため、本オーディオブックの再生時間表記は本編の約2倍になっております。予めご了承ください。

第162回直木賞受賞作

降りかかる理不尽は「文明」を名乗っていた。

樺太アイヌの闘いと冒険を描く前代未聞の傑作!

樺太(サハリン)で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。

開拓使たちに故郷を奪われ、集団移住を強いられたのち、天然痘やコレラの流行で妻や多くの友人たちを亡くした彼は、やがて山辺安之助と名前を変え、ふたたび樺太に戻ることを志す。
一方、ブロニスワフ・ピウスツキは、リトアニアに生まれた。

ロシアの強烈な同化政策により母語であるポーランド語を話すことも許されなかった彼は、皇帝の暗殺計画に巻き込まれ、苦役囚として樺太に送られる。
日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人。

文明を押し付けられ、それによってアイデンティティを揺るがされた経験を持つ二人が、樺太で出会い、自らが守り継ぎたいものの正体に辿り着く。
金田一京助がその半生を「あいぬ物語」としてまとめた山辺安之助の生涯を軸に描かれた、読者の心に「熱」を残さずにはおかない書き下ろし歴史大作。
©川越 宗一 (P)2020 Audible, Inc.

熱源に寄せられたリスナーの声

総合評価
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  • 星5つ
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  • 星1つ
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ナレーション
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  • 星5つ
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  • 星4つ
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  • 星3つ
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  • 星2つ
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ストーリー
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興味深い内容だった

なかなか知り得ない背景となるストーリーで、暗い感じはあるもののメリハリのある展開もあって最後まで楽しく聴く事が出来ました。

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傑作、ロシア側から見るサハリン、アイヌの近代史

現代の島崎藤村、史実に忠実な近代史小説、芥川賞の方が良かったのではないかと思わせる文章力です。
ただ聴くのは人の名前、場所がイメージしにくてテキストが必要でしょう。

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日本とロシアに引き裂かれた人々

アイヌ民族について、自分がどれだけ無知であったかがわかった。
日本とロシアの狭間で、これほどまでに故郷を、運命を引き裂かれた人たちが…
そして、それでもそれに抗い、あるいは受け入れ、「生きた」人たちがいたとは…

ヤヨマネクフ(山辺安之助)の『あいぬ物語』も読んでみたいと思った。

「序章」と「終章」が繋がっている構成だが、長編なもので、序章の内容を忘れてしまい、終章が始まってからしばらくピンとこなかった。
序章には、その後の話を示唆する内容もあるので、じっくり聴いておくことをお勧めします。

ナレーターの語りは、味があって好感がもてた。

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スケールの大きさに圧巻

明治、大正、昭和。三時代に跨がるスケールの大きさに圧巻しました。アイヌと言えば北海道の先住民というイメージしかありませんでしたが、樺太(サハリン)の先住民でもあったのかと今更ながら知りました。アイヌ人の預かり知らぬところで、ロシア領になり、日本領になり、そしてソ連の占領に至る。その狭間で翻弄され続けた樺太アイヌ達と、それに関わる人々の壮絶な物語。感慨深い作品だと思います。

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事実は奇なり、を小説を以て知る

樺太アイヌのヤヨマネクフと、ポーランド人のアイヌ研究者ブロニスワフ・ピウスツキの二人が主人公。
恥ずかしながら、てっきり二人とも架空の人物だと思って途中まで読んでいた。
二人が出会う樺太を中心に、日露戦争やポーランド独立、果ては白瀬南極探検隊までが絡んでくる展開に、よく作者はこれほどスケールの大きい構想を練り上げたものだと感心していたのだが、調べて二人とも実在の人物であり、その足跡もほぼ史実に基づいていると知って、逆に感嘆した。
今よりはるかに移動手段の限られていた時代に、世界を縦横に移動しながら活動した二人が、実際に樺太で出会っていたという事実は、それだけで面白い。
その二人の出会いを軸にして、民族とは何か、生きるとは何かを描くことで、小説としてもがっしりとした力強い作品になっている。
直木賞受賞時の選評の中に、「もっと二人の関わりを深く描けたのでは」「やや省かれている部分があるのは残念」というものがあったが、確かに史実の面白さを知ると、小説はもっと面白くできたのではと思う部分はあるかもしれない。しかし、その減点を補って余りある力を感じた。
ナレーションは声優として経験のある方のようで、悪くはないのだが、小説の朗読には不慣れなのか、複数の人物の演じ分けがちょっとぎごちなかった(特に前半)。漢字の読み間違いも散見されてやや残念。なにぶん20時間を超える朗読なので間違いは仕方ないのだが、こういうのは指摘してくれるスタッフがいたらいいと思う。

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めちゃめちゃ良かったです

多分ですが、ゴールデンカムイのアシリパちゃんのパパはこの主人公がモデルですよね。
悲しいストーリーですが
久しぶりにいいストーリーに出会い、聞き終わった後の余韻が半端ないです。
ストーリーの視点がコロコロ変わるから読んだり聞いたりするより、ドラマにした方がいいと思う。

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アイヌ民族の課題

人種問題、革命、独立、戦争たくさんの課題を壮大にえがかれていて読み応えがありました。

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タイトルが印象に残る

アイヌについて、ほとんど知らないので、もっと知りたいとと思いました。
聴きごたえがありました。
『熱源』というタイトルが心に残ります。

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ほぼ全員が実在した人たちなんですね

昭和なら最低でも3巻、普通に5巻の小説になったのかなと思いました。もっと詳しく書いてもらいたかった作品でした

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長かった。

凄い長編で聴き応えがありました。分割して聴いて楽しめい大作です?

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