『読書という荒野』のカバーアート

読書という荒野

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読書という荒野

著者: 見城 徹
ナレーター: 林 健二
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このコンテンツについて

出版界の革命児による圧倒的読書論がここに誕生!

読書の量が人生を決める。
本を貪り読んで、苦しい現実を切り拓け。
苦しくなければ、読書じゃない。
読書によって正確な言葉と自己検証はもたらされ、
正確な言葉と自己検証によって深い思考が可能になる。
そして深い思考こそが、その人の人生を決める唯一のバックボーンになるのだ。

【秋元康 激賞!!】
「見城徹の読書は血の匂いがする。ただ、文字を追って『読了』と悦に入っている輩など、足下にも及ばない。書を貪り喰ったものだけが知る恍惚の表情を浮かべている。著者の内臓を喰らい、口から真っ赤な血を滴らせている」

【目次】
はじめに 読書とは「何が書かれているか」ではなく「自分がどう感じるか」だ

第1章 血肉化した言葉を獲得せよ
「自己検証・自己嫌悪・自己否定」は三種の神器
ここではない「ほかの場所」を求めた本
自分を恥じ、深く見つめることを余儀なくされる読書体験
世界の矛盾や不正や差別に怒れ
苦しいほうに身をよじり、自己検証能力を磨け
ほか

第2章 現実を戦う「武器」を手に入れろ
吉本隆明・あまりに切ない精神の劇
自己嫌悪と自己否定が仕事への原動力となる
ヘミングウェイ・「勝者には何もやるな」
編集者の武器は「言葉」だけだ
努力は圧倒的になって初めて意味がある
実践しなければ読書じゃない
ほか

第3章 極端になれ!ミドルは何も生み出さない
五木寛之・「差別構造」を創造力の産物として描き出す作家
石原慎太郎・個体の快楽と掟
大江健三郎・妄想と現実の交換
ほか

第4章 編集者という病い
村上龍・虚無と官能
林真理子・過剰と欠落
村上春樹・生き方を犯すほどの才能
百田直樹・驚異的なオールラウンドプレーヤー
東野圭吾・見事なまでに人間を描く完璧なミステリー
宮部みゆき・『火車』の哀切なラスト
北方謙三・読者を慟哭させ、魂を揺さぶる
坂本龍一・残酷と悲惨に血塗られた崇高で静謐な創造
尾崎豊・自己救済としての表現
ほか

第4章 旅に出て外部に晒され、恋に堕ちて他者を知る
『深夜特急』・人生からの脱獄
今でも強く脳裏にこびりつく五木寛之との旅
村上龍との放蕩
他者への想像力は恋愛で養え
困難は読書でしか突破できない
ほか

第5章 血で血を洗う読書という荒野を突き進め
死の瞬間にしか人生の答えは出ない
絶望し切って死ぬために今を熱狂して生きろ
三島由紀夫・自らの観念に殉じて死ぬ生き方
現実の踏み絵を踏み抜かない理想に意味はない
「夢」や「希望」など豚に食われろ
ほか

おわりに 絶望から苛酷へ。認識者から実践者へ©見城徹、幻冬舎 (P)2020 Audible, Inc.
自己啓発

読書という荒野に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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人生に大切なものは3つ

ネタバレになるから私に足りないところだけ書く。恋愛だ。わかっちゃいるがなかなかねーって思った。幻冬社さんの本はセンセーショナルで唯一無二だなぁ、と思っていたけど、こちらを聴いて腑に落ちた。ええぞーかっこえーぞー徹ちゃん

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気概と生きがい

成功には読書と行動の圧倒的な物量が必要だということを思い知らされる本。
営業の仕方やキラーカードなど、生き方の勉強になる部分がたくさんあった。
箕輪厚介さんはスケールこそ小さくなっているが、確かに見城さんの跡を継いで進化しているような編集者だなと強く思った。

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見城氏の自伝

見城氏の読書を通した自伝的な本。
クレバーな面も当然感じるものの、24時間働けますか?的な昭和の泥臭い努力家の感がある。
おそらく直接会えば圧倒されて、勝てないなと思う人なんだろうなと思う。

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熱量

こんな老人になりたいと思うくらい、熱い男だと思う。

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読書意欲と選択の幅が飛躍的に増える。

作家と編集者の生き様、そこから醸し出される哲学が、激しく刺して来るように、ナレーターの熱量に乗って伝わってくる。また、幻冬舎をゼロから築き上げた経営手記のようでもあり、営業や経営の成果は、結局は、熱い思いが沸点を超え、激しい蒸気となったエネルギーによって生み出されるものと感じた。

そもそも、平素、多くの小説を読んでいる中で、作家の感性や情念、あるいは、それが育まれたバックグランドを知りたいと思っていた。ここでは、多くの大物作家との交流が描かれており、その人物像が垣間見れたことで、そんな知識欲やファン心理を大いに満たしてくれた。

読書意欲とその幅も飛躍的に増え、今後はオーディブルのライブラリー登録がどんどん増えていくだろうと思う。

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見城さんの生き様を再確認できた。また読みたい

これだけの功績を残した方はこれほどまでの読書の虫であったとは、本書を読むまでは彼の人となりを正しくできていなかった。

YouTube で井川さくらとの対談では伺えない彼の真の姿がわかる。

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