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  • 野の春―流転の海 第九部―

  • 著者: 宮本 輝
  • ナレーター: 山口 恵
  • 再生時間: 14 時間 48 分
  • 4.9 out of 5 stars (63件のカスタマーレビュー)

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野の春―流転の海 第九部―

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あらすじ・解説

昭和41年春。

一浪の末、伸仁は大学生となり、テニス部の活動とアルバイトに明け暮れる。

房江は前々年より大阪兎我野町のホテルで、賄い婦としていきいきと働いている。

二人と別居している熊吾は、関西中古車業連合会の今後、中古車センターの運営、木俣敬二の高級チョコレートの日本での浸透教化の夢、森井博美の活計の設え等など大小様々な難事の解決に奔走していた。

また、妹タネは寺田権次との同棲を解消し、明彦が結婚、千佐子は一人暮らしをはじめる。 翌42年。

伸仁は二十歳となり、熊吾は七十となった。伸仁誕生時に自ら課した「この子が二十歳になるまでは生きて育て続ける」という誓いが果たされたのだった。

そして、異変は突然訪れた――。

37年の時を経て紡がれた奇跡の大河小説圧倒的な感動の閉幕。

毎日芸術賞受賞。

本タイトルは12時間を超えるため、パートごとに分割してダウンロードすることができます。

©宮本輝/新潮社 (P)2022 Audible, Inc.

野の春―流転の海 第九部―に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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日本人

戦争を挟んで74年の男の人生、圧巻でした。目まぐるしく変わる世の中、そうせざるを得ない男の生き方。これからを生きる人達にも読んで、聴いて貰いたい本です。

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ついに終わってしまった

でるねを待ちわびて一気に聞き終わりました。私も57歳で起業し、主人公には負けられないとか思い沢山の勇気をもらえました。あと13年、現役て走り続けます。何がどうなろうと大したことはありゃせん。感謝

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松坂家の一員となる

松坂家の人生を一緒に生きた思い。
壮大でありながら、一人一人の人生の尊さを感じさせてくれる。
この本に出会えたこと、オーディブルで再読できたこと。
とても感謝です。

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最終章聴き終わり寂しい

熊吾一家の物語もとうとう終わってしまいました。本当に高度成長期の日本社会に流される人々、社会の雑踏の中で懸命に生きている人たち。その子どもとして生まれた私たち、私たちの子どもたちまで大きなつながりをとても感じました。
ナレーションもとても素晴らしく、熊吾や他の登場人物たちの体格や顔が目に浮かんでくるようでした。

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房枝さん、お疲れ様でした。

熊吾が死んでしまった。
まるでかわいがってくれた親戚の叔父さんがこの世からいなくなったような寂しさに包まれた。

そう思わせる、宮本輝という作家の文章の卓越さと、命そのものへの慈しみのなせる技だ。

房枝さん、お疲れ様でした。
熊吾大将、破天荒な人生の終わりに何が見えましたか…。
と、語りかけている自分がいた。

ナレーターの方は、流転の海には無くてはならない方だと思う。
素晴らしい技術で、最後まで脳内スクリーンを鮮やかに浮かび上がらせることができた。


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ただただ感謝

1巻から7巻まで毎日 聴き続けました。そして、松阪 ファミリーとその仲間たちに気持ちが入りすぎて胸が苦しくなり、1ヶ月ほど置いて、また一気に最終章まで 拝聴しました。
言葉にできません。
この小説に出会えたことに感謝。書き切ってくださったことに感謝。連載を追うようにして読んでいた 読者は さぞハラハラされたでしょう。

戦後の追体験 もさせていただいたような感覚もあります。ちなみにのぶちゃんは私の両親と同世代です。素晴らしい ナレーションも本当にありがとうございました。

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完結してしまって、寂しいです。。

素晴らしいナレーションで、長いこと楽しませていただきました。。。

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ナレーション素晴らしい

第一部から第九部まで、それぞれの声が一貫していた。また熊吾や伸ちゃんや房江さんの声に会いたい。

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全9巻7000枚の原稿用紙、気がとうくなりました。泥の河で宮本輝という作家に出会い30数年。同じ時代を活きた人間としてのめり込み、読み終えました。ありがとうございました。後残された時間生き抜きます。

コの壮大なドラマにふさわしいと思います1巻ごとのタイトルも、内容を期待させるものがあった。

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ナレーションの良さが光る作品

流転の海シリーズ、1部から9部までの大長編は作家宮本輝の代表作として輝いています。
私は1部から6部の慈雨の音までを図書館の本を借りて読んでいました。
7部以降は人気があって図書館では借りられず未読でしたが、このオーディブルで読めることがわかり1部から9部まで読了しました。
1年以上かけて「読み」きった感想は、やっぱり
オーディブルやから最後までいけたのかなと思います。
ナレーションを担当された山口恵さんの、この小説に何人登場したかわからない程の各人物の声を自在に操っていただいたおかげで誰が登場したかすぐわかり、飽くことも無く読めたのだと感じました。
還暦を過ぎて集中力が落ちてきている現在、オーディブルによって読書ができていると言っても過言ではないと思います。
これからもどんどん宮本輝の作品を読めるよう、
お願いしたい気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

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