『音の心中』のカバーアート

音の心中

(小学館)

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音の心中

著者: 市川 沙央
ナレーター: 知愛
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このコンテンツについて

WEBライターの心音(ここね)は、ひょんなことから心臓の音を録音したCDと出会った。本に挟まれていたそのCDは、見知らぬ他人の命を刻んでいる。その音の所在を求め、心音は海の果ての小さな島に向かった。芥川賞作家の描く愛のカタチ、そして愛の音——
(「GOAT」第1号掲載)
©2024 Saou Ichikawa (P)2025 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学
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何がって言われるとうまく言えないんだけど、めっちゃ好き。主人公と自分の共通点(例えば境遇とか)は正直一つもないんだけど、自分の事のように共感してしまった。主人公が心臓音のCDを繰り返し聴いたように、何度も何度もこの物語を聴いてしまう。なんで惹かれるんだろう。分からない。

この物語自体が心音のCDみたいに心地良い。

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『ハンチバック』の衝撃は自分に背骨を与えたようだった。『音の心中』はどうだろう?やっぱり重たい一文が胸に押しつけられる。
沙央さんの文章から薫る生きる事は躍る様に戦う事なのだ、と勝手に受け取っている自分にとってこの作品は更なる証明の様に思えた。

市川沙央さんの心音は重く。その一撃は切なげでもある。だから、追いかけていきたくなる。

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端的に言って、
著者の『ハンチバック』ほどは
パンチがありませんでした。

『ハンチバック』は、
失礼を承知で申すと、
障害者の方なのにこんなに
鋭い文を書けるのか、
というセンセーショナルな
驚きに満ちていました。

ただ、この作品に関しては、
そこまでのフックというか、
ああ、こういうタイトルならば
そういうことなのね、
という帰結すべきところに
綺麗に収まったという感じで、
秋元康風にいうと予定調和でした。

著者にはもっと素晴らしい
作品が書けるはずだと
思っているので、
期待を込めて辛めの
評価にさせて頂きます。

『ハンチバック』ほどは…

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聞き終わって、もう終わりって感じた。タイトルも途中までの物語もとても興味を持って聞けた。いろいろな展開に広げられる要素を持った、もったいない作品だと思う。

もったいない

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心に残る言葉は、『戦争の消費』と『誰かの心臓の音』。元彼公認「人間の心がない私」などなど。繊細な心、嘘ばかりの世の中と、自分ではなく誰かの心臓の音という何かの叫び、視点をいただきました。まだ、咀嚼できてませんが、音、叫びとして、聞きました。

戦争の消費と心臓の音

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