• ギンズバーグ「ハウル(吠える)への脚注」を究極Q太郎が朗読する Beat Generation Yeah! pt.2
    2025/06/01

    3K Podcast更新です。ウィリアム・バロウズ原作、映画「Queer」公開記念。ビート・ジェネレーション・イエー!をお送りしています。

    今回は、究極Q太郎さんがアレン・ギンズバーグの詩「ハウル(吠える)への脚注」を英語と、自分での翻訳を朗読しています。

    究極: これね、アレン・ギンズバーグ『コレクテッド・ポエムズ』ってやつがあって、たくさん入ってるんですよ。なんか色々ペラペラ見てて、なんか短いやつだったら読みやすいかなとかって思ってたんですけど。

    カワグチ: 長い。

    究極: ちょうどいいぐらいの長さで、あと読むのに、これはなかなか面白いというか。あの読み応えがある作品として。この音がね、やっぱり音楽みたいじゃないですか。あとやっぱり、メッセージ性がなんかはっきりとあるっていうか。

    カワグチ: うん。

    究極: それもなんていうか、聖なる物っていうものがだから例えばペニスとか、なんかこのいかにもだから、その聖なるっていう言葉とはちょっと、かけ離れたようなイメージをこうやって取り付けてるような、いかにもビート的な詩っていう感じ。

    3K詩の朗読会について詳しくはこちらhttps://note.com/3k_reading御意見、御感想は3k.reading@gmail.comまで。お便りも待っています!

    ※次回も日曜日の午後に更新予定です。



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    21 分
  • Beat Generation Yeah! pt.1 カール・サンドバーグの「俺は民衆だ、暴徒だ」を、カワグチタケシが朗読する。
    2025/05/25

    3K Podcast、新しいシリーズです。ウィリアム・バロウズ原作、ダニエル・クレイグ主演の映画「Queer」公開記念。ビート・ジェネレーション・イエー!をお送りします。

    pt.1は、カワグチタケシがビート・ジェネレーションのプロローグとして、その影響を与えた(と考えられる)カール・サンドバーグの「俺は民衆だ、暴徒だ(I Am the People, the Mob)」を朗読し、それがなぜビート・ジェネレーションの源流と思うのか、を話します。

    また、ビート・ジェネレーションのもう一つのロールモデルであるハーバート・ハンケ (Herbert Huncke) についても紹介し、ビート・ジェネレーションの起源について3人で話します。

    以下、内容からすこしだけ紹介します(編集しています)。

    ペダンティックではない。ペダンティックの話を少し最初させてもらうと、ビートにも繋がる話ではあるのですが、何々を知らないのに何々を語るなみたいなこと言う人をSNSで見かけることがありますね。

    例えば、チャック・ベリーを聴かないでビートルズ語るなとか、レッド・ツェッペリンを聴かないでメタリカを語るなみたいな人がいるでしょう。

    あと、ロックTシャツを着てる人に「そのバンド聴いたことないでしょ」みたいなこと言う人がいます。そういう発言って、逆にロックじゃないと思うんですよね。

    例えば、セックス・ピストルズが、我々世代がセックス・ピストルズがリアルタイムで出てきた時にびっくりした世代ですが、タータンチェックのパンクファッションで出てきたでしょう。

    それってスコットランドの貴族の服装を、ヴィヴィアン・ウエストウッドがパロディというかアイロニーとして着せてたっていう、そういうバックグラウンドがあるんですね。でもそんなこと関係ないっちゃ関係ないんですよ。

    今回のテーマもビートジェネレーションなんですけど、時代が遡ってとかヒストリーに言及していくみたいなところって、どうしても避けられない、50年、60年前の話ではあるので避けられないところはあるんですけれども、今のものとしてお伝えできたらいいなとは思ってます。(中略)

    オーデンを知らないとビートニクを語っちゃいけない。いや、そんなん知ったこっちゃねえっていう。ハーバート・ハンケはそんなん知ったこっちゃねえっていう側のひとで。

    バロウズのドキュメンタリー見たら、みんな親の脛かじって生きてるんですけど、ハーバートだけは人の車を盗んで、そん中から金品をとか貴金属とかを取って換金して生きてたっていう、結構ガチ目のアウトローなんですよ。

    お便りコーナーもあります(メッセージありがとうございます!)

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    ※次回も日曜日の午後に更新予定です。



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    22 分
  • 詩をまた朗読する回 pt.6「try a little tenderness」Otis reddingを、小森岳史が朗読する
    2025/05/18

    3Kpodcast、詩を朗読する回の第二弾最後は、小森岳史がOtis reddingの歌で知られる「Try a little tenderness」を、自ら翻訳して朗読します。

    古いリズム&ブルースを翻訳し、以前は朗読会でサムクックのチェンジ・ゴナ・カムも朗読してた彼。朗読したあとは、なぜこの歌詞を選んだのか、詩の朗読とラブソング、Qさんのハンク・ウィリアムズ体験、プログレにはまった話。カワグチさんとのプログレ沼話。クリムゾン話。カワグチさんが思う3人の違い。そんな話をしています。

    来週からは新シリーズをお送りする予定です。

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    23 分
  • 詩をまた朗読する回 pt.5「原因と結果」チャールズ・ブコウスキーを、究極Q太郎が朗読する
    2025/05/11

    3K PODCASTではまた詩を朗読しています。5回目は究極Q太郎さんが、チャールズ・ブコウスキーの「原因と結果(Cause and Effect)」 を、原文と自ら訳したものを朗読しています。

    『the best often die by their own hand』 - この彼ら、とは誰か。カート・コバーンとウィリム・バロウズ、エイミー・ワインハウス、アルトーとゴッホ、社会に自殺させられた人々へのQさんの視線。

    そこからなぜか話はガロ系、宝島系、漫画家の話へ。。。

    MTV unplugedより

    イケメンのアルトー

    朗読シリーズは来週で最終回。次のシリーズ絶賛企画中です!

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    14 分
  • 詩をまた朗読する回 pt.4「道」究極Q太郎 朗読:カワグチタケシ
    2025/05/04

    3人のKによる詩の朗読会PODCAST。3KPodcastでは、リーディングをお送りしています。

    今回は、カワグチタケシさんが究極Q太郎さんの「道」という詩を朗読しています。究極Q太郎小特集。2001年11月発行の究極Q太郎詩集「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」より。

    猫がいつも道のはじっこをあるくのは本来その生き物の習性として群れをつくらず、単独が多いせいで本能的に警戒心が強いためであるということをどこかできいたことがある・・・・

    からはじまる詩で、子どもの頃の憧憬、散歩依存症に通じるテーマの話、あるくということ、子どもの頃のはなし、竹やぶに石を投げる話(あぶない)、ぼーっとしていた話など。

    写真は、散歩依存症(内ジャケ)。絶賛発売中です。

    次回も朗読するぞぉ〜。

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    12 分
  • 詩をまた朗読する回 pt.3「みぞれ」小森岳史
    2025/04/27

    3人のKによる詩の朗読会PODCAST。略して3KPodcastでは、リーディングをお送りしています。

    今回は、小森岳史が、自作「みぞれ」を朗読しています。南青山のコム・デ・ギャルソンと冬のみぞれ、表参道ヒルズからはじまって、経済活動と西洋美術の美学から逃れられない私たちと、道行くカップルたち。

    そんな詩をきっかけに、3人がおしゃべりをしています。

    写真は、南青山のコム・デ・ギャルソン本店

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    17 分
  • 詩をまた朗読する回 pt.2「ドイツ酒場」チャールズ・ブコウスキー 朗読:究極Q太郎
    2025/04/20

    3KPODCATでは、また詩を朗読しています。今回は、究極Q太郎さんがチャールズ・ブコウスキーの「ドイツ酒場」(German Bar)という詩を、自ら訳し、原文の英語と日本語で朗読しています。

    カエサルのように、誰も勝者ではない、という一節からはじまって、敗者の話。ブコウスキーとブローティガンとアメリカの詩の話。だめ連と非モテの話など。

    写真はThe Pleasures of the Damned: Selected Poems 1951-1993

    ロバート・クラムのイラストがカバーのブコウスキーの本「Bring Me Your Love 1983」

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    18 分
  • 詩をまた朗読する回 pt.1「無題(ひとの家の塀の上を歩く)」究極Q太郎
    2025/04/13

    3KPODCATの新しいエピソードがはじまりました。前のエピソードが好評だったため、また朗読をする回です。

    pt.1は、カワグチタケシさんが究極Q太郎さんの「無題(ひとの家の塀の上を歩く)」をお送りします。

    ひとの家の塀の上を歩いたことはありますか? 3人のKは、もちろんあります。千葉県でも、埼玉でも、京都でも。 どこでも、誰でもしたことあると思います。なんならローマとかでも。

    写真は、該当詩が載っているものではないのですが、究極Q太郎詩集「ラブ、アイリス、そしてライフ」(1998)。

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    19 分