『わたしは灰猫』のカバーアート

わたしは灰猫

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わたしは灰猫

著者: 青山 繁晴
ナレーター: 岸本 百恵
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このコンテンツについて

不安の時代に抗する、現代レジスタンス文学の誕生。
エンタメと純文学の融合を実現した物語、
肉体の躍動による命の奇蹟を文章で表現!
未知の感染症によって、これまでにない不安の時代が続いている。人間の命をめぐるその情況に、この物語は新しい鮮やかなカタルシス、新しい生き方を暗示する。
現代レジスタンス文学運動の始まりとも言うべき、運命の一作である。
実に18年4か月もの歳月をかけて熟成させた小説、それは伊達ではないことを感じさせる。
一字一句まで神経が行き渡り、人間から動物、昆虫、そして木々に草、苔までの命をとらえ、その死すべき運命にいかに抗するか、この永遠にして、もっとも根源的なテーマを、〝謎〟を追う緊迫した物語に乗せて追求していく。
筆者は多様にして異色の経歴と活動のなかで、ノンフィクション作家として複数のベストセラーを持ち、今年度の「咢堂ブックオブザイヤー」を受賞している。純文学としてすでに「平成紀」(幻冬舎文庫、親本は2002年発行)を世に出し高い評価を受けた。小説の書き手としては、そこから満を持しての二作目であり、再出発となる。©2020 Shigeharu Aoyama (P)2021 Audible, Inc.
現代文学

わたしは灰猫に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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霊的な感性がありますね

奇蹟の湖、死と再生への祈り、バプテスマ。。。失われた父性の探索。父を蘇らせる母の失踪とか、非常に霊的なお話でした。m(_ _)m

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青山繁晴氏の小説を 初めて読んだ

私はハイネコというタイトルから猫の物語かと思ったが 全く違う 展開であった
少女と老婆の何とも言えない 人間関係が面白かった

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ありがとうございました。

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活字では3度も読み返し、また音でも3度聴きました。読み返し、聴返すほどに面白い。

活字で初めて読んだ時は、嗚呼、大台が原の麓私の生まれ育った場所が舞台だと思いましたが、実際にこの話に出てくる「源の原』のような場所は存在しません。唯一、この話に出てくるような湖が生じる場所は、実は三重県ではなく、奈良県の三重県との県境に有る「池原」と呼んでいる場所が近いと思います。実際は全く違います。私の知っている尾鷲は日本で一番雨が多く降る地域ですが、海岸に山が迫った地域で、小説に出てくる「緩やかな坂や平坦な道が屋敷まで続いている」そんな場所は無いと思います。けれども、自然の描写や作中に出てくる灰猫と咲音の会話などから浮かんくる情景が、読み返し、聞き返すほどにありありと脳裏に浮かんでくる楽しさを味わう事が出来ました。

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生と死の狭間で

この作品は、齢を重ねる毎に増す苦しみや悲しみ、その中でどう生きるのか、自分に出来る事はなんなのか、そういった人生に於ける課題、それを我が身に置き換え、顧み、内観を深めさせてくれます。

文豪と呼ばれた天才達を彷彿とさせる美しい描写、特に隠喩の巧みさにこの作家の天賦の才を垣間見る事が出来ます。

この様に心を動かされる作品に出会うのは数年に一度有るか無いかで純文学を愛好する者にとってこれは宝となること間違いの無い作品。

純文学が好きかなら必読です。

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一回聴くだけでは著者の意図がつかめないのかも知れない

事前確認では本もオーディオブックも高評価で大いに期待して臨んだのですが、引き込まれるようなところが少なく、淡々とストーリーが進み、気づけば終わる感じでした。一方で、エンターテイメント的に、山場や、伏線回収などを常に意識している自分には気づいたので、あくまで、現時点の評価です。まえがきに、文言の表現には細心の注意を払ったとの説明がありましたが、そう言えば、著者は句読点一つに何日も悩むぐらい小説には繊細に向き合っていると聞いたことがあります。またトライしてみます。

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