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三つの眼鏡
- ナレーター: 安田 愛実
- 再生時間: 7 分
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あらすじ・解説
<内容紹介>
武雄は母親が亡くなってから悪くなってしまった。毎日、何か面白いいたずらはないかと考えていた時に、机の上にあった祖母の眼鏡を見つける。
その眼鏡をポケットに入れると、さらに父親と姉の眼鏡もポケットに入れて遊びへと出かけた。
祖母が家に帰ってくると、眼鏡がないことに気づいた。そして、父親や姉も自分の眼鏡がないことに気づく。三人は顔を見合わせて武雄が犯人だということで一致した。
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そして、三つの眼鏡を取り出して三つとも掛けた。するとそこに浮かび上がってきたのは、悲しそうな顔をした母親だったのだ。
<夢野久作(ゆめの・きゅうさく)>
日本の小説家、SF作家、探偵小説家、幻想文学作家。
1889年(明治22年)1月4日 - 1936年(昭和11年)3月11日。
他の筆名に海若藍平、香倶土三鳥など。現在では、夢久、夢Qなどと呼ばれることもある。福岡県福岡市出身。日本探偵小説三大奇書の一つに数えられる畢生の奇書『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇色と幻想性の色濃い作風で名高い。またホラー的な作品もある。
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