
中島敦全集 一
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ナレーター:
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でじじ
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中島 敦
このコンテンツについて
一切無駄のない、整えられた美しい文体が特徴の中島敦。
彼の作品は、漢文調の格調高い端正な文体とユーモラスに語る独特の文体とが巧みに使い分けられています。
学生の頃に「山月記」を読まれた方も多いのではないでしょうか。人が虎になってしまうという伝奇的な物語が、重厚な文体に不思議なリアリティを伴って描かれている様は、今も沢山の読者を引き付けて離しません。
また、『弟子』『李陵』といった作品に描かれている人間観や世界観、そして格調高く美しい文章を、呻吟しながら書いたのではなく、渾々と湧き出るように書いたところに、彼の天才作家としての真骨頂があるではないでしょうか。
この度、中島敦全集が、満を持してオーディオブックに登場です。代表作以外にも隠れた傑作が数多く収録されています。通勤や移動の合間にも、文学史上に輝く綺羅星のような作品に触れられる当オーディオブックは、きっと感性にも豊かに響く、意義深い時間を届けてくれることでしょう。
<収録作品>
山月記
文字禍
虎狩
斗南先生
狐憑
木乃伊
光と風と夢
<中島敦(なかじま・あつし)>
昭和時代前期の小説家。1909年東京生れ。東大国文科卒。祖父は漢学者中島撫山、伯父にも漢学者が多く、父は中学の漢文教師。1933年横浜高等女学校の教師となり、かたわら作家を志して習作にはげんだ。持病の喘息悪化のため、転地療養を兼ねて41年パラオの南洋庁に赴任する。唐代の伝奇「人虎伝」を素材にした「山月記」が深田久弥の推挽で42年2月の「文学界」に掲載されて文壇にデビュー。同年5月発表の《光と風と夢》も好評で以後創作に専念。パラオ南洋庁書記の職を辞して作家生活に入ろうとしたが、同年12月持病の喘息のために夭折した。代表作に「李陵(りりょう)」「弟子」「光と風と夢」など。(c)2018 Pan Rolling
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昭和初期に活躍したが惜しくも早世した小説家、中島敦の代表作14作品を収録。漢文調に基づいた格式高い文章を、落ち着いた朗読でご堪能下さい。
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感謝
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2023/02/22
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中島敦の短編小説を朗読矢島正明で送ります。
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よかったです
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中島敦全集 一に寄せられたリスナーの声
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- 花椿
- 2018/07/24
音の威力
かつて高校時代に教科書に載っていましたが、若ささ故か、全くわかりませんでした。言語は音声。聞いて深くじっくりと。まさに味わいました。堪能したところ言うより、五感で味わったといった感じです。美しい日本語を五感で味わいたい方におすすめします。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ストーリー
- ky1111811
- 2023/02/15
学びになる
中島敦さんと言えば、山月記に代表されるような、漢籍を素材とした作品のイメージが強かったのだけれど、光と風と夢 のようなジャンルも執筆されていたのですね。驚きました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ストーリー
- Amazon カスタマー
- 2020/10/22
オーディオブック向き
中島敦の文章は音読に向いている。
だらだらとせず簡潔に厳しさを持ってまとまられた文章は聴くと本当にかっこいい。
作品が短いので眠る前に一作品ずつ聴き終えれるのも良い。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ストーリー
- Amazon カスタマー
- 2021/08/06
一生手放せない、名作中の名作
山月記は中学で読んだ時、凄まじい内容に驚き心に刻みついた作品だ。
まだ若かったので戒めのような読了感であった。
それから何度となく再読するたびにこの物語が深く歳をとった私に突き刺さってくる。
そしで50歳を過ぎた今、もう戒めどころの騒ぎではない。虎になる才能すらない平凡な私。
これからどう生きていけばいいのか。10年後のわたしはどんな感想をもつのだろうか。
中島敦は別格の作家である。一生読み続けるだろう。
わたしはこのナレーションを聞きやすいと思いました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ストーリー
- misamo
- 2022/08/29
満足のボリュームでした
聞けて本当によかったです。満足のボリュームでした。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ストーリー
- 林檎
- 2018/09/28
目次
目次に題名がないのが使いにくいです。
1章、2章だけでなく小説名が欲しいです。
編集できるのかしら?
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ナレーション
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- ky
- 2019/05/03
もっと素直に朗読してほしい。もったいぶった言い回しが気になる。
山月記はこれまで江守徹の朗読で親しんできた。それと比べては良くないかもしれないがこの朗読では何かもったいぶったような抑揚が気になって楽しめなかった。「光と風と夢」は何度も読んでスティーブンソンのイメージが私の中にあったのだが、それとあまりに違っていて戸惑った。この朗読では、スティーブンソンの日記の部分と説明の部分とを朗読者を分けてドラマ仕立てのような演出をしているが、朗読というよりなにかドラマの吹き替えでやっているような不自然さを感じ、長く聞いていられなかった。もっと素直に朗読してほしい。そのほうがはるかに自分なりのイメージをもって、中島敦の、そしてスティーブンソンの世界に入り込むことができるのにと思う。 豊かに表現しようとして逆に作品をつまらないものにしているように思う。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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