『京大 おどろきのウイルス学講義』のカバーアート

京大 おどろきのウイルス学講義

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京大 おどろきのウイルス学講義

著者: 宮沢 孝幸
ナレーター: 柏野 昌俊
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このコンテンツについて

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)

新型コロナウイルスの「次」に来る、動物由来のウイルスは何? 本書では批判を恐れない提言で注目されるウイルス学者が、ペットのイヌやネコが媒介するウイルス、計50頭のニホンザルが血を流してばたばた死んだ原因となったサルレトロウイルス4型など、変異すれば人間社会を脅かす可能性があるウイルスを紹介します。

しかし実は、病原性のウイルスは全体のごく一部。病気を起こすどころか、1億年以上前に哺乳類の進化を促したウイルスもあります。すなわち、宿主のDNAを書き換える力を持ち、哺乳類の胎盤の形成に関与したといわれているレトロウイルスです。本書ではレトロウイルスの驚くべき力についても解説します。

さらに、「そもそもウイルスとは何か?」、「新型コロナウイルスのワクチン」などのテーマも解説。「多次元」のウイルス学を提唱している著者が京都大学で行なっている、1回生(全学部)向けや医学部2回生向けの授業などの内容を収録した、著者初の単著です。高校生でも十分理解できるよう、わかりやすい解説を目指しました。

©Miyazawa Takayuki (P)2021 Audible, Inc.
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大学で分子生物学や微生物学をかじった人間としては、ある程度、知っている内容も多かったが、その一方、知らなかったこともちらほら。
この内容を前提知識のない人が聞き取るのは難しいと思うが、ウイルスや生命科学に興味があるのなら聞いてみて損はない。

とても興味深い

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以前NHKで内臓同士が脳を介さず化学物質を用いてコミュニケーションをしているといった事を言っていた。この本を読んで生物同士がレトロウイルス等を用いて遺伝情報をやりとりしているのではないかとも思ったりもしました。遺伝情報の演算処理が生命活動の本質ではないかと。

情報処理としての生命活動

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ウイルスの内容ではあるが、ウイルスの中でも多く触れられたのがレトロウイルス。これは生物の進化に必要なものだったという。レトロとは逆を意味する。レトロトランス保存が活性化することで生物が進化した。ウイルスは決して悪ではないということ。DNAやRNA。タンパク質を作っているリボソーム。ゲノムというものがあり、塩基配列の4割がレトロエレメント。他の動物にも抗体が出来るのとできないのがある。同じサルでもニホンザルには抗体が出来ない。

レトロウイルス

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素晴らしい内容のものでした。オーディブルで聞いたので細かいところは書籍で再確認したいが、生物の進化にレトロウイルスが深く関わっていることを専門家の視点、知識から紹介してくれている。しかも人類、生物、地球への愛情や期待を持ち続けている筆者の温かさが滲み出ているので、壮大でしかも清々しいストーリーであり、少し前に話題となったハラリのサピエンスの歴史に匹敵する名著だと思う。読み物、知識を得るだけでなくもっと大きな視点を持たせてくれた。

人類、生物進化への大きく深い眼差し

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単語など、意味がわからないところもあったのだが、勉強になりました。

勉強になった。

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ウイルスの話を全くせず研究費がどうたら、海外がどうたら、本当は日本人がノーベルを取るはずだっただのと本題と関係のない話を繰り返すだけ。
本相手にこういうことを言うのはおかしいですが「会話できない本」と言うしかありません。

会話できない本

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