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代表的日本人
- ナレーター: HARUO
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本書は、そのタイトルからイメージされるような、茶道の歴史・技術を紹介した専門書ではない。本書冒頭において天心はこう述べている。~「日本の住居や慣習、衣服や料理、陶磁器、漆器、絵画、そして文学に至るまで、すべて茶道の影響を受けていないものはない」~本書の真のテーマは「茶」というキーワードを用いて、東洋の思想が、現代日本における文化、道徳、習慣、芸術、建築にどのような影響を及ぼしてきたのかを紐解いていくというものである。全7章から成る本書の構成は、茶の歴史から道教・禅の思想により進化してきた茶の道を中心として、茶室、花道に至る、日本人特有の美的センス、芸術感までを追いかけていく。皆さんが耳にするのは、大いなるアジアの思想に肉付けされ、彩られ、削ぎ落とされたシンプルで朽ちることの無い「心」である。刊行から100年。朽ち果てることのない名作が今、完全現代語新訳で蘇る。
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仏教と儒教、
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禅の六祖・慧能(えのう)が懇々と教えている大事な要点は、佛というものは決して人間を超越した存在ではない、ということである。信仰者は佛を超越的存在に持ってゆきたがるが、佛というものは、自身、吾、心、衆生を離れては決して存在しない。
一方、儒教は、どこまでも人間と現実に徹して、情熱をもってこれを改めてゆこうとするもので、必ずしもその成功を求めない。良心、真理、道を旨とし、実践に徹してゆこうとするのがその真面目である。
儒教、道教、佛教は違うというけれども、世間一般に言うような差異ではない。儒教でも、「命(めい)に従う」とか「運を啓(ひら)く」というような問題になれば、浄土門の佛にすがるというのと同工異曲である。だから現れる形は違っても、少し奥へ入れば真理は一つ。諸教は帰するところみな同じである。
●収録内容
第一章 禅の先駆「ヨーガ」
第二章 釈迦が徹見したダルマ〈法〉
第三章 大乗と小乗││「大学」と「小学」
第四章 佛教と老荘思想
第五章 梁の武帝の狂信
第六章 達磨の正覚││二入四行論
第七章 禅と老荘
第八章 木鷄と木猫││禅の要諦
第九章 東洋文化の本源││「天」の思想
第十章 末法の世の民衆佛
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ここに極まれり!
人間の意識の深層(無意識層)は永遠につながっている。これは自分および父母・先祖代々の体験と真理の倉庫であり、秘密の蔵である。
このことを近代の医学・心理学がようやく究明するようになってきた。王陽明のいわゆる「良知(りょうち)」というのは、このことをいうのであって、我われが主観を徹底してゆくと(徹底的に思索すると)、良知に到達する。これは言い換えれば大いなる客観(いわば真理)である。だから、我われは主観を徹底すれば大いなる客観に到達する。客観を徹底すれば大いなる主観に到達する。これを王陽明は龍場(りゅうじょう)という僻地に流謫(るたく)された時に初めて把握した。そこで、真剣に学問求道をやれば、誰でもこの主観を通じて大いなる客観に到達する、つまり主客が合一してくる。――これが「到良知(ちりょうち)<良知を究める>」というもので、禅とも通ずる、陽明学の一眼目である。
●収録内容
第一章 五家七宗││禅の発展
第二章 宋学の勃興
第三章 易の哲学││周茂叔と太極図説
第四章 漢民族と日本民族
第五章 宋の試練││文華と文弱
第六章 碧巌録
第七章 華厳と円覚││禅の哲学
第八章 陽明学の前夜││形式化する教学
第九章 王陽
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東洋思想に於ては、あらゆる実在は発現、分化、発展を本領とする陽(よう)の原理と、統一調和、全体性、永遠性を本領とする陰(いん)の原理との「陰陽相待(対)的原理」によって成立し活動していると考える。
ところが現代は分化を本領とする(陽の原理)西欧的思考、即ち主知主義に偏しており、それと相待つべき大和的思考(陰の原理)はほとんど顧みられない。その結果、人間がいたずらに外面に走り、利己主義的・物質的になり、社会も文化も雑駁なものになってゆく。これを救うには東洋的陰原理により主知主義を止揚(アウフヘーベン)するしか道はない。
●収録内容
序 大和のこころ
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- 著者: 安岡 正篤
- ナレーター: 弦徳
- 再生時間: 8 時間 27 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
自分の運命を操作し、人生を創造する理法を説く東洋哲学の粋 本書は、昭和33年から昭和40年にかけて行われた「人間学とは何か」「東洋哲学の精粋」「達人の人生哲学」の3つ講義を記録した『知命と立命』を、音声化して収録したものである。 東洋的大調和の思考に基づき、人間本来の在り方を明示する安岡人間学講話の第6集。 「命」というのは、絶対性、必然性を表し、数学的に言うならば、「必然にして十分」という意味を持っている。自然科学は、宇宙、大自然の「命」、即ち必然性、絶対的なるものを、物の立場から研究して科学的法則を把握した。 人間も、人生そのものが一つの「命」である。それは絶対的な働きであるけれども、その中には複雑きわまりない因果関係がある。その因果関係を探って法則をつかみ、それを操縦することによって、人間は自主性を高め、クリエイティブになり得る。つまり自分で自分の「命」を生み運んでゆくことができるようになる。 我々が宿命的存在、つまり動物的、機械的存在から脱して自分で自分の運命を想像できるか否かは、その人の学問修養次第である。(前書き部分より) ●収録内容 I 人間学とは何か 第一章 何のために学ぶのか 第二章 伝統と節義に基づく人間学 II 東洋哲学の精粋 第一章 活機と殺機 第二章 「命」とは何か II 東洋哲学の精粋 第三章...
著者: 安岡 正篤
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聴く歴史・幕末維新時代『西郷隆盛伝説』
- 著者: 佐高 信
- ナレーター: 佐高 信
- 再生時間: 58 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
【内容紹介】様々な伝説を生み出し、現在でも人気の豪傑・西郷隆盛。幕末から明治維新を駆け抜けた激動の生涯と、生地薩摩から遠く離れた東北地方の庄内藩で彼が敬愛された理由について佐高信氏が語ります。【講師紹介】評論家 佐高信- 1945年、山形県生まれ。ノンフィクション作家、評論家として活躍中。経済小説・歴史小説にも造詣が深く、藤沢周平の熱心なファンでもある。著書『日本国憲法の逆襲』『西郷隆盛伝説』など多数。
著者: 佐高 信
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運命を創る
- 人間学講話シリーズ
- 著者: 安岡 正篤
- ナレーター: 弦徳
- 再生時間: 7 時間 38 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
深く考えることをしなくなった現代人を覚醒させる「安岡人間学」の入門書
政財官界の指南役が記した「最高の教養書」
東洋の哲学から学び、日本人としての道を模索し続けた安岡正篤は、生前ほとんど表に出ず、知る人ぞ知る存在だった。しかし没後、著書や講演録が相次いで出版され、現在においても己の生き方や国の在り方を真剣に考える人々に熱く支持され、深い感動と人生の指針を与えている。
本オーディオブックは、戦後間もなくから昭和52年頃までの間に、氏が諸方面から請われて行った講演録が中心の「新装版 運命を創る」を音声化したものである。悩みや迷いの多い浮き世で、自分は如何にあるべきか、またどのような基準を持ち、いかなる方向へ進むべきかなど、貴重な示唆や指標を与えてくれるだろう。
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座右の書ならぬ座有の録
- 投稿者: らんぶる 日付: 2019/04/09
著者: 安岡 正篤
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聴く歴史・戦国時代『家康が打った徳川三百年の布石』〔講師〕童門冬二
- 著者: 童門 冬二
- ナレーター: 童門 冬二
- 再生時間: 1 時間 4 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
忍耐の知将・徳川家康を知る―。 「鳴くまで待とうほととぎす」の家康は、我慢強いというイメージがある。その忍耐力は幼少期からの苦渋によるものであり、その経験が300年という徳川の長期政権を可能にした。 【講師紹介】作家 童門冬二- 1927年東京都生まれ。歴史小説の第一人者。歴史の中から現代に通ずるものを好んで書く。講演活動も積極的に行っている。
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家康の底知れない胆力と知恵!
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2022/05/24
著者: 童門 冬二
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茶の本(和文・英文セット)
- 著者: 岡倉 天心
- ナレーター: 野々宮 卯妙, Hector Sierra
- 再生時間: 5 時間 25 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
ことのは出版 英語で書かれた【日本の心を伝える名著シリーズ】第三弾。 「日本人なのに読んでないの!信じられない。素晴らしい作品だよ」・・英文版を朗読しているNGO「国境無きアーティストたち」主宰のエクトル・シエラさんの一言です。 日本を含むアジアが欧米から見下されていた前世紀初頭、東洋の意気込みや素晴らしさを知らしめるために、岡倉覚三(天心)がボストンにおいて英語で執筆した本で、原文は英語で書かれている。中には挑発的とさえ感じる表現も駆使し、東洋に根付く道教や禅の心を「茶」を通して見事に描写している。――初版出版は1906年(明治39年)。一世紀を越えた今もなお、版を重ね販売されている。(岩波書店/ISBN 4003311515)多くの外国人を、日本人を、魅了してきた本書を格調高い文芸朗読でお届けします。 ことのは出版のオーディオブック情報は「http://www.kotonoha.co.jp」にて
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聞く読む同時進行がいいと思います
- 投稿者: カスタマー 日付: 2020/07/09
著者: 岡倉 天心
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西郷隆盛
- 著者: 芥川 龍之介
- ナレーター: 遠藤 みやこ
- 再生時間: 39 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
代々江戸城の茶室を管理し、将軍や大名に茶の接待をする「奥坊主」と呼ばれる職を務めた家柄に育ち、文芸や芸事への興味・関心を早くから持っていた芥川龍之介。 才気にあふれ、世話好きな性格は
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ディベート物語
- 投稿者: k.sou 日付: 2023/04/10
著者: 芥川 龍之介
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言志四録 心を磨く言葉
- 著者: 佐藤 一斎, 佐藤 けんいち
- ナレーター: 隈本 吉成
- 再生時間: 3 時間 33 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
西郷隆盛から渋沢栄一、小泉純一郎元首相まで、各界のトップリーダーの座右の書として200年にわたって読み継がれてきた、魂を震わせる名著から重要な項目を厳選、わかりやすく現代語訳しました。
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ゼロは日本語では無い!
- 投稿者: 米蔵もん。 日付: 2024/05/15
著者: 佐藤 一斎, 、その他
代表的日本人に寄せられたリスナーの声
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ストーリー
- かんちゃん
- 2023/04/20
偉人の知らないことが学ぶた
ここに出てくれ偉人は名前こそ知っていたがどんな生き方をされたねかが学べた
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ストーリー
- kanzo
- 2024/01/25
内村鑑三凄い
昔から「内村鑑三」は知っていたが
この本を初めて読んで大泣きしました。日本人として「名聞名利にはしらず、謙虚で善を全うする」気概はこの様な凄まじい人達が日本にいたから今の日本があるのだと改めて日本史を学び直そうと思いました。
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ストーリー
- ロジャー
- 2021/10/26
日本人として読んでおきたい。
海外の人へ、中江兆民がどのような人を代表的日本人として紹介したいのかを知ることで、当時の日本と西洋の関係や、違いを考えることができる。
効率や利益が優先すべきものとして浸透している現代に生きているものとして、考えさせられるところがたくさんあった。
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ストーリー
- かくた
- 2022/02/05
至極の一冊
日本人であれば一度は読んで欲しい名著。
これらで紹介された人物を学校教育にも取り入れて欲しい。
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ストーリー
- 4:20
- 2024/01/26
ざっくりとした人物評でわかり易い
世界から見たらアジアの東端に位置する島国。明治維新後に西洋列強へ内村鑑三氏が紹介した、日本人5名。原文は英語のようで、この本の西洋への影響や日本人に対する貢献度は大きかったでしょう!日本人こそ聴いて欲しいです。
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ストーリー
- 茶くれ爺
- 2023/03/08
BGMがうるさい
何故に中国風のBGM?
うるさくてナレーションが聴きにくく
気が散っていけません。
無料でなければ返品したいところ。
本当にうるさい。
因みに岡倉天心の「茶の本」も
同様で中国風のBGMがうるさいです。
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