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  • 茶の本

  • 著者: 岡倉天心
  • ナレーター: 大橋俊夫
  • 再生時間: 3 時間 1 分
  • 4.7 out of 5 stars (65件のカスタマーレビュー)

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茶の本

著者: 岡倉天心
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あらすじ・解説

本書は、そのタイトルからイメージされるような、茶道の歴史・技術を紹介した専門書ではない。本書冒頭において天心はこう述べている。~「日本の住居や慣習、衣服や料理、陶磁器、漆器、絵画、そして文学に至るまで、すべて茶道の影響を受けていないものはない」~本書の真のテーマは「茶」というキーワードを用いて、東洋の思想が、現代日本における文化、道徳、習慣、芸術、建築にどのような影響を及ぼしてきたのかを紐解いていくというものである。全7章から成る本書の構成は、茶の歴史から道教・禅の思想により進化してきた茶の道を中心として、茶室、花道に至る、日本人特有の美的センス、芸術感までを追いかけていく。皆さんが耳にするのは、大いなるアジアの思想に肉付けされ、彩られ、削ぎ落とされたシンプルで朽ちることの無い「心」である。刊行から100年。朽ち果てることのない名作が今、完全現代語新訳で蘇る。
(C)panrolling

茶の本に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
  • 5 out of 5 stars
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ストーリー
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名著に出会える楽しみ

武士道(新渡戸稲造)、代表的日本人(内村鑑三)とともに、海外向けの三大日本紹介本である本著。
おそらくオーディブルにラインナップされなければ、触れることはなかったでしょう。
茶道を習い始めたので読んでみて(聴いてみて)びっくり!これは「茶の本」ではあるが、「茶」を越えた日本人の「美の哲学」を表現した深みのある名著でした。

「私たち日本人の住居、習慣、衣服や料理、陶磁器、漆器、絵画、そして文学にいたるまで、すべて茶道の影響を受けていないものはない」と言い切った岡倉天心。

東洋、西洋の茶の歴史、道教と禅と茶道の関係と言ったマクロな部分から、茶室、花と言ったミクロな部分までを解説し、茶道を切り口に日本のあらゆる文化の美の哲学を深く、わかりやすく伝えてくれてます。

また、ときおり見せる西洋への皮肉や情熱的な詩的文章(花に関しては相当好きではないでしょうか笑)も、ユーモラスたっぷりで楽しめました。w

そして、最終章の「茶人」の章では千利休が自害するまでの描写が圧巻。この章で締めくくった岡倉天心の情熱が伺えます。オーディブルの臨場感も加わって、鳥肌が立ちました。

一読(一聴)の価値があります。わかりやすいのに深い!

それにしてもナレーションの大橋俊夫さんは、「論語と算盤」でも渋沢栄一を表現されたように、深みと情熱を持った明治の偉人を表現されるのにとても合ってますね!

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茶道を習うよりも内観し人目も気にせず着物や指導料などに散財もせずに済みながら、十分な学びになった

聞いてみたかったことのこたえがしっかり語られていて、大変満足の中身だったことと、さらに何もかも古くもならず、むしろ今まさに必要な言葉ばかりでした。

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日本人が一度は触れるべき名著

文庫本は長い間手許にありましたが、積読になっていました。マルクス•ガブリエルが、倫理資本主義を提案し、日本人は茶を飲みながら考えろと言っていたので、読み始めました。続きを通勤中にオーディブルで聞いていましたが、久しぶりに感銘を受ける内容でした。天心の洞察の深さ、表現の美しさ、まさに、日本人の必読(聴)書でした。ナレーションや演出の良さもあり、引き込まれてしまいました。おすすめです。

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日本の最高傑作

日本で教科書にしたい本といったら間違いなく茶の本📕素晴らしい作品にニヤニヤが止まりません。間違いく名作です。

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教科書に載る名作

高校歴史教科書に記載ある名作。ただ、少し西洋文化を否定しているのが気になっています。どちらが良いかは、個人の主観なのだから。

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間違えて送信しました

先程読み方が間違えていると送信したのは、わたしの勘違いで、誤送しました。無視してください

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素晴らしい

要所に音楽が入り、言葉が入りやすくとても気に入っています。何度も気軽に聞き直せるのも醍醐味の一つです。

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季節とともにあり季節とともにうつろう

禅の思想と茶の湯のつながりを感じられ、非常に勉強になりました。

ナレーションもとても聴きやすく、楽しく聴くことができました。
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名著

読後に日本人でよかった,と思わせてくれる名著だとおもう。朗読もまったりとしていて内容とピッタリだと思った。

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時代の雰囲気を感じる

明治時代にヨーロッパ人向けに書かれた本のため、茶の文化を西洋の素晴らしいものに例えて大きく素晴らしいものとして脚色しようとする文が多いです。同時代の「武士道」が淡々と語るのに比べてこちらはまるで饒舌な観光ガイドブックのような味付けの違いを感じます。
現代の私から見るとそこまで無理に背伸びをする必要はないと感じるのですが、逆にこういった方々が必死に日本文化を伝えようと努力した結果として現在の状況があるともいえるでしょう。
そういった当時の時代を感じながら価値観の違いを楽しめる方にはおすすめです。

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