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  • 偸盗

  • 著者: 山本 周五郎
  • ナレーター: 斉藤 範子
  • 再生時間: 1 時間 46 分
  • 5.0 out of 5 stars (1件のカスタマーレビュー)

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偸盗

著者: 山本 周五郎
ナレーター: 斉藤 範子
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あらすじ・解説

山本周五郎は「文学には“純”も“不純”もなく、“大衆”も“少数”もない。ただ“よい小説”と“わるい小説”があるばかりだ」を信念とし、普遍妥当性をもつ人間像の造形を生涯の目的とした作家で、時代小説を中心に沢山の作品を残しています。
その作風は今なお古臭さを感じさせず、繊細に描かれた人の心の機微や人情に、思わず笑わされたり、胸を打たれたりする魅力に溢れています。

<あらすじ>
盗人である鬼鮫は、自分のことを「酷薄無残で、なさけ知らずで、いちどこうと思えば女であろうと童児であろうと、平気で打ち殺し、八つ裂きにすることのできる人間」だと豪語する。彼は民から搾取する貴族を自分と同じ盗人と呼び、貴族の財宝を狙う偸盗であるが、なぜか失敗ばかりしてしまう。ある日、鬼鮫は中将の末の娘である十五歳の品子を誘拐し、身の代金を要求する。品子は美貌と才に恵まれ、ゆくゆくは東宮のきさきに召されると噂だという。だが誘拐してきた品子は、とんでもないばくれんものだった……。

テンポが良く、舞台演劇を見ているかのような、コミカルでクスリと笑える物語で最後のオチまで楽しめる。
©2021 Pan Rolling

偸盗に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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