Audible会員プラン登録で、20万以上の対象タイトルが聴き放題。

プレビューの再生
  • つゆのひぬま

  • 著者: 山本 周五郎
  • ナレーター: 遠藤
  • 再生時間: 1 時間 48 分
  • 4.5 out of 5 stars (10件のカスタマーレビュー)

Audible会員プラン 無料体験

会員は、20万以上の対象作品が聴き放題
アプリならオフライン再生可能
プロの声優や俳優の朗読も楽しめる
Audibleでしか聴けない本やポッドキャストも多数
無料体験終了後は月会費1,500円。いつでも退会できます

つゆのひぬま

著者: 山本 周五郎
ナレーター: 遠藤
30日間の無料体験を試す

無料体験終了後は月額¥1,500。いつでも退会できます。

¥1,000 で購入

¥1,000 で購入

下4桁がのクレジットカードで支払う
ボタンを押すと、Audibleの利用規約およびAmazonのプライバシー規約同意したものとみなされます。支払方法および返品等についてはこちら

あらすじ・解説

<内容紹介>
山本周五郎は「文学には“純”も“不純”もなく、“大衆”も“少数”もない。ただ“よい小説”と“わるい小説”があるばかりだ」を信念とし、普遍妥当性をもつ人間像の造形を生涯の目的とした作家で、時代小説を中心に沢山の作品を残しています。 その作風は今なお古臭さを感じさせず、繊細に描かれた人の心の機微や人情に、思わず笑わされたり、胸を打たれたりする魅力に溢れています。

<あらすじ>
深川のはずれにある娼家のひとつ「蔦家」。
その店はしっかり者の女主人お富と四人の若い娼婦らが住み、他のどの店よりも一番上手い商売をしていた。武家の生まれだが、病身の夫と子供の仕送りのためにこの店で働いているという最年長のおひろ、肥えていて陽気なお吉、利口で軽口の上手いおけい。陰気で大人しいおぶん……皆、運命に翻弄され、流れ流れてこの商売へ辿り着いた女たちであった。
あるとき、良助という男が店に来た。おぶんが彼を迎え入れると、彼はこういう店にはいかにも慣れていない様子で、草臥れ、やつれ果てた風体であった。良助はおぶんの体を求めるでもなく、ただ口数少なく温和しい男だった。そんな良助の様子がおぶんの心に残った。それから、良助は何度か蔦家へ来た。良助はおぶんに、自分は世間に見放されやけっぱちだ、いっそ強盗でもやろうと、道具も用意していると、話した。
この男を自分のような人間にさせてはならない。何とか死ぬ気で真っ当に生きてほしいと、おぶんはおひろに相談するのだが……

<山本周五郎(やまもと・しゅうごろう)>
1903~67年。小説家。山梨の生まれ。本名・清水三十六(さとむ)。名は生まれ年からつけられ、筆名は東京で徒弟として住み込んだ質屋「山本周五郎商店」にちなんだ。20代前半に作家活動を始め、39歳の時『日本婦道記』が直木賞に推されたが受賞辞退。その後も多くの賞を固辞する。江戸の庶民を描いた人情ものから歴史長編まで作品は数多い。代表作には、「樅(もみ)ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「おさん」「青べか物語」「さぶ」などがある。1987年9月には、「山本周五郎賞」が新潮文芸振興会により設定された。
©2018 PanRolling

つゆのひぬまに寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    6
  • 星4つ
    3
  • 星3つ
    1
  • 星2つ
    0
  • 星1つ
    0
ナレーション
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    5
  • 星4つ
    4
  • 星3つ
    1
  • 星2つ
    0
  • 星1つ
    0
ストーリー
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    5
  • 星4つ
    3
  • 星3つ
    1
  • 星2つ
    0
  • 星1つ
    0

カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。