『国家はなぜ衰退するのか 下』のカバーアート

国家はなぜ衰退するのか 下

権力・繁栄・貧困の起源

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国家はなぜ衰退するのか 下

著者: ダロン アセモグル, ジェイムズ A ロビンソン, 鬼澤 忍
ナレーター: 平川 正三
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本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)

〔権力・繁栄・貧困の起源〕明治維新の意義、産業革命が始まった理由、独裁体制の矛盾、共産主義の限界、民衆デモの背景にあるもの……なぜ世界には豊かな国と貧しい国が生まれるのか? イノヴェーションを起こすための条件を考察し、歴代のノーベル経済学賞受賞者から絶賛された新しい国家論。解説/稲葉振一郎

WHY NATIONS FAIL

The Origins of Power, Prosperity, and Poverty

by Daron Acemoglu and James A. Robinson

Copyright © 2012 by Daron Acemoglu and James A. Robinson

All rights reserved.

Japanese audiobook rights arranged with

Brockman, Inc.

©- (P)2022 Audible, Inc.
政治学

国家はなぜ衰退するのか 下に寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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ストーリー
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ヨーロッパ中心主義な議論だが主張は明確

アメリカなど西洋先進国における包括的社会体制がいかに社会的の資本主義的発展において大切かを説いている。
ラテンアメリカ、南米諸国、アフリカの独裁者についての論述は非常に詳しく参考になる。単に私がこれらの地域に関して無知なだけの可能性もある。
その一方で、東アジア諸国、特に中国、日本、韓国に関する議論は、それほど厚くなくいくつか疑問に思う点もあり、ヨーロッパ中心主義的な議論であると感じた。
全体としての主張は極めて一貫していて、わかりやすい。極度の権力の集中を避ける多元的、包括的社会体制によって、私有財産権、法の支配が確立されることがさまざまなイノベーションに必要である。そして継続的なイノベーションこそが社会の継続的発展の必要条件であるということだろう。

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世界の疑問が少し解けて来ました

 世界史のおさらいの感じの部分が有り、馴染みのない国や指導者の名前が出て来たり、あの国の問題はどうして起こったんだろう?その後はどうなったのか?等一般人向けにわかりやすく書いてありますが、知らない事の多さにびっくりしました。

 究極のワード「包括的と収奪的」
私の語彙力がないのだと思いますが、「包括的」と言う言葉が、どう言う言葉に置き換えたら良いのか、最後までわかりませんでした。
収奪的に対する言葉としての包括的とは?

 私にとっては中身の濃い難しい内容なので、何回か繰り返して聞いています。
それにしても政治、経済制度の難しさよ。
ため息が出ます

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包括的な制度

著者の言う包括的な制度とは、一部の階級が権力を独占せず、貧しかったり、圧迫されてきた人々を含めた全ての国民を包括する(考慮する)政治体制、社会制度のことである。そのような国では平等に法律が適用され、社会福祉や教育、成功の機会も分け隔てなく与えられる。つまり高度に民主的な国家と言い換えられる。
しかし、近年は中国やベトナム、シンガポールなど民主的とは言い難い国も発展を遂げている。著者はこれらを一時的なものだとする。
また、アフリカにおける成功例としてウガンダをあげているが、ウガンダってそんな民主的な国なのだろうかと不思議に思った。(私が無知なだけかもしれない)

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眠い

上巻の内容を思い出せぬまま聞き始め、今日聞き終えた下巻の内容を既に思い出せない。
そんな人間がレビュー書くなって話だ。

著者の視点で歴史を淡々と追っていくスタイルは健在で、最後にまとめるのかと思っていたけど、、、いや記憶にない。まとめてた?
難しくしてるのが歴史的事実と著者の考えを分ける作業が逐次必要な点だ。

政治体制の本ではあったがタイトルの「衰退」は要らない。主導者(組織)が変わった時の体制の変化と、主導者(個人)が変わらなかった時の体制の変化を列挙して、何が言いたかったんだ?

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