『耳で聴き、心に効く『論語』 子罕第九』のカバーアート

耳で聴き、心に効く『論語』 子罕第九

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耳で聴き、心に効く『論語』 子罕第九

著者: 宇野 直人
ナレーター: 宇野 直人
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このコンテンツについて

『論語』は、古代中国の思想家・教育家・孔子(前551?~前479?)とその門人や周辺の人々の言行を記録した書物。今なお東アジア、ひいては欧米にも大きな影響を与えており、格言として知られる名句も多くありますが、決して教訓一辺倒の堅苦しい書物ではなく、そこで繰り返し説かれているのは、“思いやり・まごころ・ゆるす心・ゆずる心・まごころ・うそをつかない・すじを通す”など、いつの世にも大切なことばかりなのです。
本居宣長が「聖人と 人は言へども 聖人の 類(たぐひ)ならめや 孔子はよき人」と詠んでいるのは、『論語』からうかがわれる孔子の特色をよく示しています。

〈子罕(しかん)第九〉 全三十章句。述而篇と同様、孔子が自分について述べた語や、その言行を記録した ものが多く見られます。
「之を沽(う)らんかな、之を沽らんかな」「逝(ゆ)く者は斯(か)くの如きかな。昼夜を舎(お)かず」「我 未だ徳を好むこと 色を好むが如き者を見ざるなり」「後世(こうせい)畏(おそ)る可し」「歳(とし)寒うして 然る後(のち)に松柏(しようはく)の 凋(しぼ)むに後(おく)るるを知る」などの名句があります。 。

収録内容
章句 二百六
章句 二百七
章句 二百八
章句 二百九
章句 二百十
章句 二百十一
章句 二百十二
章句 二百十三
章句 二百十四
章句 二百十五
章句 二百十六
章句 二百十七
章句 二百十八
章句 二百十九
章句 二百二十
章句 二百二十一
章句 二百二十二
章句 二百二十三
章句 二百二十四
章句 二百二十五
章句 二百二十六
章句 二百二十七
章句 二百二十八
章句 二百二十九
章句 二百三十
章句 二百三十一
章句 二百三十二
章句 二百三十三
章句 二百三十四
章句 二百三十五

講師:宇野直人(うの・なおと)
昭和二十九年、東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。現在、共立女子大学国際学部教授。著書に『中国古典詩歌の手法と言語』(研文出版)『漢詩の歴史』(東方出版)『漢詩の事典』(共著、大修館書店)など。平成十九年、NHKラジオ「古典講読――漢詩」講師、平成二十年より同「漢詩をよむ」講師。©2024 Naoto Uno (P)2024 panrolling
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