『量子力学の多世界解釈 なぜあなたは無数に存在するのか (ブルーバックス)』のカバーアート

量子力学の多世界解釈 なぜあなたは無数に存在するのか (ブルーバックス)

(ブルーバックス)

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量子力学の多世界解釈 なぜあなたは無数に存在するのか (ブルーバックス)

著者: 和田 純夫
ナレーター: 下村 芳範
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このコンテンツについて

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。

あなたが本を読んでいるとき、居眠りをしているあなたも同時に存在する!

世界は無数に分岐していて、あなたはそれぞれの世界に無数に存在している!

これはSFでも疑似科学でもない。第一線の理論物理学者たちによって真剣に議論され、現在では多くの

支持を集めている考え方である。人間の直観に大きく反する量子力学をどう理解すべきかを考えたとき、

標準的な解釈とされているコペンハーゲン解釈ではなく、この多世界解釈こそが、じつは最も「自然」で、

最も「真面目に」量子力学に向きあう考え方であるといわれている。それはいったいなぜなのか?

さらに多世界解釈では「シュレーディンガーの猫」のパラドックスも取るに足らない問題として説明され、

「量子もつれ」「遅延選択」「量子消しゴム」「Qビズム」などの新時代のテーマにも明快に答えられる。

量子力学で最もエキサイティングな「解釈問題」を誰にでもわかる平易なロジックの積み重ねで説明し、

衝撃的な世界像を描き出すとともに、誤解されがちな量子力学の根本原理も正しく知ることができる、

量子力学に興味のあるすべての人が必ず読んでおくべき一冊!

(本書の内容)

第1章 原子の世界

第2章 量子力学の誕生

第3章 光は波か粒子か

第4章 波の収縮と確率――コペンハーゲン解釈

第5章 状態の共存から多世界解釈へ

第6章 同時進行する複数の状態

第7章 ボーア=アインシュタイン論争からエンタングルメントへ

第8章 光子の干渉実験

第9章 デコヒーレンス─ 干渉性の喪失

第10章 世界の分岐

第11章 確率則

第12章 多世界解釈の世界像

©和田 純夫 (P)2023 Audible, Inc.
物理学

量子力学の多世界解釈 なぜあなたは無数に存在するのか (ブルーバックス)に寄せられたリスナーの声

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量子力学、おもしろい!

全く別の角度から量子力学という言葉に触れる回数が増えてきたので、物理学者や専門的に研究をしていらっしゃる有識者の紐解きを読んで(聴いて)みたかったのですが、謎が謎を呼び、さらに悶々となってしまうところも多々あり、非常に脳みそに刺激を与えられる感覚で楽しめました。
自分は全くの門外漢なので、内容に対しては難解な部分もありました。でも、世界の在り方とか、存在に関する部分は、なるほど、やっぱり…と理屈が理解できた、ということではなく、目の前に光が射すような、著者に『師匠、ついていきます!もっと聞かせてください』と宣言したくなるような興味深さと心地よさを覚えました。難しい部分もあったので、作業しながらの流し聴きではなく、今度はきちんと添付のPDFを見ながらじっくりと聴きたいと思います。

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何度も聴き、読む本

簡単に聞き流すだけでは理解しきることは難しい本。
でも、やはり興味関心はつきない。
聞くだけで、わからないことが認識できるので、
そのわからないところはどうすれば、
もっとわかるようになるのか。
そう感じ掘り下げることができることが素晴らしい。
知的興奮を深掘りするために、
何度も聞き返しながら、
別書籍などで学びます。
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オーディブルには不向き

添付ファイル参照が頻繁で、他の作業をしながら聴く場合には不向き。

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音声だけでは不十分

図を参照する部分が多くaudibleだけでは全然理解できないです。
書籍と合わせて読む必要あり。

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専門書でもないが、難しい。

私は理系の本好き、雑食で何でも読む。昨今話題になってきた量子力学についてざっくりと把握し、これまでの流れ、現在の問題点、などを把握する目的でこのタイトルを選んだ。が、内容が難しくて、さほど面白さを感じられず、途中下車に。動機が軽すぎたかも。かなりブレイクダウンしてくれている感じはあったから、一定の知識層には良いかもです。

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大変興味深かったです。

わたし(マクロな物体)も量子力学の中に加えて矛盾なしの多世界解釈が、わたしは好きです。
誰もいない森で木が倒れても音はしますよね、やっぱり。
しかし人間が認識する情報の規則性を明らかにしようとする実証主義も完全否定ではないですが。


ところで、
P77「存在確率と検出確率」前半6行
P244「量子力学と確率」
P246「量子力学の実在と意識」
の音声データが、抜けていませんか?

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難しい数式がほぼ無しの一般向け解説書!

波ではなく、共存度による解釈によってミクロ世界に決着をつける。ミクロの世界が確率的であるのは仕方がない。どうせマクロの世界にまで影響を及ぼすほどではないんだから。無限回試行すれば、サイコロで1が出る確率6分の1にかぎりなく近づくんだから、6分の1でいいんだ。キュービズムって、パブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックが美術で先取りしてたやつだったりする、違うけど。世界は共存し、分岐はするけど、この世界を取ったら別の世界はデコヒーレンスによる干渉の消滅によって消滅する。共存はするけど、併存はしないんだよ。SFのような世界ではなく、むしろ逆にものすごくシリアスに人間の感覚を限定している。シュレーディンガーの猫の状態(共存度)を観た友人が観ていない友人に生きていたか死んでいたか教えた場合、見ていない友人にとっては猫は友人が伝えた通りの世界に分岐するんだったっけ?ともかく、こういう量子力学の考え方は、かつて地球が太陽の周りをまわっているとか、地球が丸いとか、ダーゥンの進化論みたいに受け入れられるまでに時間がかかるぐらい一見すると常識からかけ離れているようにみえるから、面白い。

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オーディブルではわかりづらい

PDFが参照しづらかったり、計算式が記載されておらずナレーションだけで理解しなければならない、など分かりづらかったです。

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