『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 下』のカバーアート

この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 下

(講談社文庫)

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この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 下

著者: 白石 一文
ナレーター: 比嘉 良介
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このコンテンツについて

カワバタは胃ガンであった。手術の直後から、数年前に死んだ息子が自分をどこかに導こうとする囁きが聞こえ出す。格差社会、DV、売春――思索はどこまでも広がり、深まり、それが死の準備などではなく、新たな生の発見へとつながってゆく。発表されるや各メディアから嵐のような絶賛を浴びた、衝撃の書。©白石 一文 (P) 2017 Audible, Inc. 大衆小説 現代文学
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女性との描写部分について、あまり愉快ではない表現が多いように思いました。読んでいる場合と聴いている場合で違うように感じるのかもわかりませんが、女性蔑視的な描写に聞こえました。たぶん書いた時には、そんな気はなかったのだと思えますが。下巻の読みで明らかに「電話番号」と読むべきところが「電話」となっていた部分が一か所だけありました。聴いてすぐに書けばよかったのですが・・・初めのころだったと思います。
他の方のレビューにあったように、理屈っぽすぎる部分があるというのも納得できます。経済や社会の問題、貧困の問題などがこの小説に必要でしょうか?その内容と性的な描写がとてもちぐはぐに思いました。少し残念に思いました。社会的な問題点を述べるのであれば、それは別に社会問題を述べる書物を書かれる方がよいのではないかと思います。小説で述べることでは無いと思いました。

おもしろい部分もありましたが

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上下巻一気に聴きました。読む読書もいいですが、この朗読というのもとてもシンプルでいいなぁと思います。
効果音や、BGMがないことで、むしろその世界に入り込みやすと思います。実に素敵なラストシーンでした。

聴く読書にハマりそう。

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実本で
二回読んで
今回は
聞きました。
新たな発見がありました。
約15年前の発表ですが
、状況は一層進んで格差はもうアメリカ並みになっています。それでも政治が変わらないのは、やはりこの国の人達の意識だろうと。悲観しかありません。が、この作品に触れて少し前向きになれたかもしれません。

何度でもいい!

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多様な引用文にへきへきとする読者も居られようが、作者はそうせざるを得ない必然があったのであろう。
青年のような率直な饒舌に素直に耳を傾けてもいい。
辿り着くエピローグにはなるほどと思わせるが、はたして「時間の矢」を止められるのか。

饒舌だが率直な社会批判

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これだけ主人公が語る(引用する)話だとは思わなかった.2011年から見た世界を感じて、例えば「湯浅誠の本や」「イーロンマスク登場以前の宇宙開発の話」など面白く思った。時代の変化に驚く。

2023年12月に2011年の本を読む。

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男性向けの読み応えのある小説です。サスペンス、政治、家庭問題、死生観、エロチックな点など様々な要素があるストーリー展開で飽きる事なく読み終わることができました。主人公が雑誌編集長の設定という事もありますが、ストーリーの中で展開させれる話から様々な知識を得ることもできます。ある意味勉強になりました。主人公の心の叫びともいえる言葉は共感を持てる点も多く、惹きつけられます。その後の生き方も続編で見てみたいものです。上巻のはじめからインパクトある話が始まります、雑誌編集長ってそんなに??

読み応えありました

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探偵は出てこないけど。高速で回転する主人公の思考が、猛スピードでなだれ込み、何処へ向かっているのかわからないまま突き進んでいく。今までにない読後感。ついこの間だと思っていた社会情勢には隔世の感も。

ある意味ハードボイルド

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上下合わせての印象です。ポルノ?スピリチュアル?社会風刺、批判?ミステリー?バイオレンス?枝葉ばかりで幹が見えない。さらに国内外の有名どころの名言や名著の引用が多いが本筋との関連が希薄。文字数稼ぎかと疑いたくなる。加えて主人公の女性蔑視的な発言の本意が不明。

結局何が主題だったのか

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