『初蕾』のカバーアート

初蕾

二人で語る

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初蕾

著者: 山本 周五郎
ナレーター: 守屋 政子, 那波 一寿
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このコンテンツについて

藤沢周平と並び称される時代小説の大家、山本周五郎
朗読のプロたちが、森繁久彌、加藤道子の朗読を彷彿させる
見事な二人語りで全編を朗読しています。


山本周五郎作 初蕾

【初蕾】
伊勢二見の小料理屋『ふじむら』のお民は、ふじむら小町などど呼ばれ、客に人気があった。
梶井半之助がその店に来た時、お民は初めから彼に惹きつけられた。
美男ではないし、笑うと目が糸を引いたように細くなるし、背はあまり高くないし、どこと言って取り柄のない風貌だったが、温かくふんわりとつつまれ感じで、たちまち深い契が出来た。
ある夜、彼はすぶ濡れになって店に来、『人を斬ってきた』と言った。

Public Domain (P)2017 株式会社朗読社
文芸小説

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初蕾の意味

山本の面目躍如
思わず知らずひきこまれる、
すばらしい。
半之助とおたみの幸せをいのる

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