夢の浮橋(P+D BOOKS)
(小学館)
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ナレーター:
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村岡 希美
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著者:
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倉橋由美子
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著者: 吉行 淳之介
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祇園祭 (@S31.6.11 )
- 著者: 五代目 古今亭志ん生
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
@S31.6.11 ニッポン放送「志ん生十八番」
著者: 五代目 古今亭志ん生
夢の浮橋(P+D BOOKS)に寄せられたリスナーの声
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- わん
- 2023/08/22
この世界にもっとひたっていたかった。
この本は1971年に出版された本らしい。今は2023年8月狂暑。昭和46年頃?に青春を送る女性の恋愛→お見合い→結婚を描く物語、というと通俗的に見えるが、内容はオリンポスの神々のような上流階級が夢の浮橋(彼岸?アクメ?)と現実の境で漂う様、モラルとインモラル(swapping、虚無)の切実な対比や、散りばめられた「昭和」の教養(大人のあるべき姿)とある意味極北としても描かれる全共闘のデモ(汚らしい小児的な人間として批判されている)など時代を喝破しつつも、典雅な文体・内容に酔わされる。この世界にもっとひたっていたいので、オーディブルで更なる倉橋作品の充実をお願いしたい。昭和の教養は過去の遺物として現代では「センスあるない」などのテレビ番組で笑いのタネにされてるだけだが、50年前のマジな教養の片鱗を垣間見れて本当に面白かった。とりあえず2024年3月の能楽堂で行われる予定の鸚鵡小町 (おうむこまち)はぜひ見に行きたい。
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