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  • 漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022

  • (講談社現代新書)
  • 著者: 池上 彰, 佐藤 優
  • ナレーター: 一戸 康太郎, 増岡 大介
  • 再生時間: 5 時間 3 分
  • 4.5 out of 5 stars (42件のカスタマーレビュー)

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漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022

著者: 池上 彰, 佐藤 優
ナレーター: 一戸 康太郎, 増岡 大介
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あらすじ・解説

左派の存在意義を問う!

労働運動の攻防、社会党の衰退、国鉄解体の衝撃。

左翼はもう存在感を取り戻せないのか?

累計13万部突破の「日本左翼史」第3弾!

「いまになって冷静に考えれば、日本国内でいかに学生たちが機動隊と衝突したところで、選挙になれば自民党が圧勝していました。『革命の条件』など存在しなかったのです。

まして『世界革命』など、誰がどこで何をするのか。綿密な計画などない刹那的なものでした。こうして『新左翼』は消滅します。

では、既成の左翼はどうなったのか。それを論じたのが本書です。」(池上彰)

「未来を切り開くためには、過去から学ばなくてはならない。日本左翼の歴史から、善きものを活かし、悪しきものを退けることの重要性が今後高まると私は考える。(中略)

社会的正義を実現するためには、人間の理性には限界があることを自覚し、超越的な価値観を持つ必要があると私は考えている。日本左翼史というネガを示すことで、私は超越的な価値というポジを示したかったのである。」(佐藤優)

【本書の目次】

序章  左翼「漂流」のはじまり

第1章 「あさま山荘」以後(1972-)

第2章 「労働運動」の時代(1970年代1)

第3章 労働運動の退潮と社会党の凋落(1970年代2)

第4章 「国鉄解体」とソ連崩壊(1979-1992年)

終章   ポスト冷戦時代の左翼(1990年代-2022年)

【本書の内容】

・共産党で起きた「新日和見主義事件」

・内ゲバ「川口大三郎事件」の衝撃

・東アジア反日武装戦線と「三菱重工爆破事件」

・「日雇い労働者」をオルグする方法

・労働運動で「布団屋」が繁盛した?

・吉本隆明が左翼に与えた影響

・「郵便番号を書かない」反合理化闘争

・「革新自治体」「革新首長」のムーブメント

・上尾事件と首都圏国電暴動

・社会党の弱体化と「江田三郎の追放」

・「国鉄民営化」と中曽根康弘の戦略

・土井たか子という尊皇家

・衰退した社会党、生き残った共産党

・メディアが「エリート化」した弊害

・新しい左翼と「ヴィーガニズム」「アニマルライツ」

・「ウクライナ侵攻以後」の左翼とは  ……ほか

©池上 彰・佐藤 優 (P)2022 Audible, Inc.

漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022に寄せられたリスナーの声

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変化

自分の知っている日本共産党の人が、ソ連崩壊で社会主義に違和感を持った人は、信念がなかったからだ、と断言していたのを耳にし、どういう歴史の中を「左翼」は歩んで来たのだろうかとこの本に興味を持ちました。多くを学びました。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ありがとうございました。

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