『獲る 食べる 生きる 狩猟と先住民から学ぶ”いのち”の巡り』のカバーアート

獲る 食べる 生きる 狩猟と先住民から学ぶ”いのち”の巡り

(小学館)

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獲る 食べる 生きる 狩猟と先住民から学ぶ”いのち”の巡り

著者: 黒田 未来雄
ナレーター: 吉岡 琳吾
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このコンテンツについて

関野吉晴氏(探検家・医師)推薦!
「ヒグマ撮りからヒグマ獲りになった著者の、命に向き合う姿勢の変化が真摯に描かれている。何よりも、狩猟現場の描写が臨場感溢れていて、惹きつけられた」

物語は、NHK自然番組ディレクターだった著者がカナダの先住民を訪ねるところから始まる。トーテムポール彫刻家であり、ハンターでもあるタギッシュ/クリンギット族の“師”と知り合った著者は、狩猟を通じて野生動物の美しさとその犠牲の上に生きることの意味を学んでゆく。

「泣くな。行きすぎた悲しみは、我が身を捧げてくれた獲物に対し、失礼だ」
「獲物に最後の力が残されていたら、彼らが死を受け入れるための時間を穢してはならない」
「彼らの再生のために祈りを捧げよ」

さらに、新たな赴任地となった北海道で、一人銃を担いで山に入る「単独忍び猟」に挑みながら、野生動物たちの生態を知り、技術を磨いてゆく。そして猟期5年目、ついに「山の王者」ヒグマを仕留める。しかしそこには、思いもかけない「置き手紙」が残されていた――。

スーパーでパックされた肉を食べることが当たり前になった現代。人間がこれからも地球で生き続けるための知恵=先住民の思想と生き方に魅せられた著者が、NHKを退職して「猟師」になるまでの軌跡を綴る“生命密着ドキュメント”。
©MIKIO KURODA 2023 (P)2024 Audible, Inc.
冒険家・探検家・サバイバル

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猟師の資格を持っている方に聞いてほしい

ネイティブの方の教えがアイヌ民族のそれと似ていて惹かれました。
後半徐々に作者の方の感情表現がやや大げさな感じがありますが、全体的には興味深い内容でした。肉食をしている多くの人はもちろん、ただ狩るということを楽しんでいて、命を大切にされていない方も多いように見うけるので、狩猟免許をとった方に読んでもらいたいです。

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狩猟の世界に触れる

命をいただくことの真髄を感じられる。作者のロマンチシズムが多少鼻につくが、それを補ってあまりあるリアリティー。必読の一冊

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命をいただくと言う事

自然や動物が好きな人はぜひ読んで欲しいと思いました。星野道夫さんのエピソードも面白かったです。

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素晴らしい

狩猟にまつわる話で、生命についての価値観が変わる一冊。必聴です。

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狩猟をするということ 

著者が本文中でもいっているように、私も現代は肉が店で買えるのに、何故銃で動物を撃つ必要があるのかと思っていた。
なんなら撃つ事がしたくて、猟銃を持っているのではないかと思ってもいた。
著者も時には泣きながら、罪悪感に苛まれたり、喜んだり、読んでいるこちらが苦しくなるくらい猟銃で命をとったことに向き合っていると感じた。
自分が一緒に歩いて、獲物を殺しているような感じがするくらいだった。
直に手を下していないだけで、我々も生き物を食らっている。
その命の事を考えさせられた。
ナレーションも内容に合っていた。
私も猟に同行してみたいと強く感じた。

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