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  • 赤と青のガウン

  • オックスフォード留学記
  • 著者: 彬子女王
  • ナレーター: 川島 悠希
  • 再生時間: 7 時間 43 分
  • 4.8 out of 5 stars (94件のカスタマーレビュー)

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赤と青のガウン

著者: 彬子女王
ナレーター: 川島 悠希
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あらすじ・解説

女性皇族として初めて海外で博士号を取得された彬子女王殿下による英国留学記。待望の文庫化!

《赤と青のガウン。それは、私が博士課程を始めたときからいつか着る日を夢みてきたものだ。五年間の留学生活中、何人もの友人が博士課程を無事修了し、オックスフォードを旅立っていく様子を何度も見送ってきた。晴れ晴れとした表情でこのガウンを身にまとい、学位授与式が行われるシェルドニアン・シアターから出てくる友人たちの姿は、誇らしくもあり、またうらやましくもあった。オックスフォード大学の厳しい博士課程を成し遂げた者しか袖を通すことを許されない赤と青のガウンは、くじけそうになったときにふと頭に浮かび、オックスフォードに来たときの自分に立ち返らせてくれる「目標」だった。》(「あとがき」より抜粋)

英国のオックスフォード大学マートン・コレッジでの、2001年9月から1年間、そして2004年9月から5年間の留学生活の日々――。当時の心情が瑞々しい筆致で綴られた本作品に、新たに「文庫版へのあとがき」を収録。

〈本書の主な内容〉
●おわりとはじまり
●英語の壁
●側衛に守られるということ
●子どものころからの習慣
●外国でのハプニング
●授業のこと
●古代ケルト史を学ぶ
●マートン・コレッジの一日
●フォーマル・ディナーの楽しみ
●海外で頑張る日本人留学生たちの進路
●「浮世絵はどのようにみるものなのか」
●アフタヌーン・ティーを女王陛下と
●バッキンガム宮殿へのお招きの連絡
●英国の電車の思い出あれこれ
●二度目の留学
●何をやってもうまくいかない日
●法隆寺金堂壁画
●英国の食あれこれ
●美術史研究者の試練
●謎の侵入者
●お雑煮とスコーン
●博士論文性胃炎
●博士論文への二つの壁
●人生でいちばん緊張した日
●たくさんのおめでとうのあとで……
●生まれて初めての猛抗議
●心からの「最終報告書」 〔ほか〕
©2024 Princess Akiko of Mikasa (P)2024 Audible, Inc.

赤と青のガウンに寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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  • 星4つ
    13
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ストーリー
  • 5 out of 5 stars
  • 星5つ
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    14
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読み間違いが気になる

大変面白かったです。
皇族の方の生活を伺えたし、
私もイギリスに2ヶ月だけですが滞在していたので、食器用洗剤や水道問題や電車問題など首肯しながら懐かしく拝聴しました。

ナレーションも聞きやすかったのですが、
いくつかの大きな読み間違いが気になりました。
進退両離の「二進も三進も」を「にっちもさっちも」ではなく「にしんもさんしんも」って…
チェックをした方の日本語スキルのいかがなものかと。
皇族の書かれたものなので特に間違いは無いようにしていただきたかった点が残念でした。

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人間味があり、身近に感じた

皇族でも1人の人間として私たちと変わらない感覚を持っていること、ちゃん付けで呼び合う友達がいること、ジーンズを履きマクドナルドを食べ自炊をし、電車に乗り、泣いたり笑ったり悔し涙にくれたりするという当たり前のことを、率直に自分の言葉で述べられていて親しみを感じた。
苦しい大学院生活を頑張り抜いた事が分かり、また留学記は父上からの条件だったことやその意図も分かり、普通の女性としての大変さにも皇族としての大変さにも思いを馳せた。

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素敵なエッセイ

軽快ながら品があり嫌味のない素敵な文章で一気に聞き終え、そして彬子女王ファンになってしまった。
ナレーションはご本人が読んでいるかのような錯覚になるほど声のトーンや読み方がとてもマッチしていて心地よかった。追加されたあとがきも良かった。文庫本買います!

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作者の優しさを感じました

引き込まれるストーリーとナレーション。このバランスが絶妙でした。娘がイギリスに留学しているので、文中の親子関係も含めて重なる部分があり、共感もできました。大変楽しく読み聞きできました。

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高貴な方の日常

聞きやすく 親しみやすい文章で
ぐいぐいひきこまれました 
皇族の日常が垣間見れた気がして
楽しかった

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赤と青のガウン

言い回しなど聞きやすい文
章でした。
皇族でありながらも聡明で素直
なお人柄を感じました、

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笑いあり涙あり

彬子様の留学記に、異国の地で御一人で頑張られた御様子に、涙が溢れました。
笑いあり、涙あり、あたたかいお人柄が垣間見えて、親近感をいだきました。
素敵な留学記をありがとうございました。
家事や育児に疲れてしまった時、落ち込んでいる時、大学の卒論の手が止まってしまった時、親をなくされた方にも、元気を分けていただける本だと思います。色々な年代の方におすすめです。

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話題通りに面白かった

皇族だけどあまり皇族っぽくないエピソードのギャップが面白いです。

シオダさんが日本に帰れてよかった

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Audibleでついに

何かの雑誌に寄せた宮様の京都生活のエッセイがとても読みやすく楽しかったので、話題になっていたこの書籍が気になり、Audibleで聴けるのをずっと待っていました。どの章もたいへん面白く楽しく聴き終わる事が出来ました。
深く心に残ったのは最後の父宮様への想いを書かれた章でした。

他の作品でも言えるのですが、朗読者の〝読み間違い〟かあるのが残念です。Audibleはこの問題を解決して欲しいと強く望みます。

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赤と青のガウン

目の悪い私にとってこの長文。
まさにオーディブルだから最後まで読破(?)することができたと思う一冊である。
興味はあれど独特の趣きの皇室のプリンセス。
国民としての憧れ目線と
象徴として果たすべき在り方も問われようお姿を
障子の隙間からこっそり覗いていような穿った気持ちなどが入り混じりながら楽しく親しみを持って読ませてもらいました。

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