『志賀直哉名作集』のカバーアート

志賀直哉名作集

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志賀直哉名作集

著者: 志賀 直哉
ナレーター: 宮負 潤, 浅木 俊之, 景浦 大輔, 岩渕 柾志, 菅沢 公平
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このコンテンツについて

“小説の神様”と呼ばれるきっかけともなった『小僧の神様』や『城の崎にて』など

33作品を収録

「日本現代文学」における偉人のひとりである志賀直哉。夏目漱石の門下であり、和辻哲郎や芥川龍之介もその才能を高く評価していました。

父子の争いなど複雑な肉親との確執を扱いながらも、的確で美しい描写、また簡潔でありながら奥深い短編など、長く人々に親しまれる志賀直哉の作品を、今改めて朗読でご堪能下さい。

収録内容

網走まで

剃刀

速夫の妹

老人

母の死と新しい母

大津順吉

正義派

クローディアスの日記

清兵衛と瓢箪

范の犯罪

城の崎にて

好人物の夫婦

赤西蠣太

和解

荒絹

或る朝

十一月三日午後の事

流行感冒

小僧の神様

焚火

真鶴

雨蛙

転生

冬の往来

矢島柳堂

沓掛にて

リズム

灰色の月

奇人脱哉

自転車

白い線

盲亀浮木

ナイルの水の一滴

※『暗夜行路』は収録しておりません。

志賀直哉(しが・なおや)

日本の小説家。1883年(明治3年)宮城件石巻生まれ。学習院を経て、東京帝国大学英文科に進むが中退。在学中の1908年(明治41)、武者小路実篤、柳宗悦、郡虎彦、有島武郎、有島生馬らと人道主義、自我・生命の肯定などを掲げ雑誌「白樺」を刊行。小説家を志す。父親との確執など、肉親との複雑な実生活を描く心境小説『城の崎にて』、代表作となる『暗夜行路』、ユーモアに満ちた『赤西蠣太』など名短編も多く遺す。1941年(昭和16)芸術院会員、49年(昭和24)文化勲章受章。享年88歳。

©2022 Michiya Shiga
アジア

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ストーリー
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こんなに面白いとは

高校生の姪っ子に、城の崎にてが面白いよ。
と、教えてもらい、初めて志賀直哉を聞きました。
時代や言葉は違うのですが、どの話しも、今聞いても本当に面白く、ビックリしました。
聞いて良かったです。

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名作ぞろい

名作ぞろい、志賀直哉の作品の世界を楽しむことができました。

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読んだ事がある人にも、再び聞いて欲しい。

聞いていると、眼の前に一緒に見ているかのような場面が広がっています。中には恐ろしい結末に自分も息を呑んでしまったり。
昔、学校の課題で読んだ志賀直哉とは違う、感想感覚に驚かされました。そして、話のひとつひとつに自分の人生も重ねているのに気づきました。
以前にも読んだ事がある…。という人にも是非再び「聞いて」欲しい本です。

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シェイクスピアの向こうを張る?

志賀直哉のものは50年ほど前に愛読し、今回、読み残していたものを中心に読んだ。やはりこの人の書くものは格別だと思った。「クローディアスの日記」は再読である。今ではシェイクスピアもハムレットもある程度わかっているので、どう思うか興味をもって読んだが、シェイクスピアの向こうを張る気概を感じた。

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