『この父ありて 娘たちの歳月』のカバーアート

この父ありて 娘たちの歳月

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この父ありて 娘たちの歳月

著者: 梯 久美子
ナレーター: 八百屋 杏
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このコンテンツについて

石牟礼道子、茨木のり子、島尾ミホ、田辺聖子、辺見じゅん……。
不朽の名作を生んだ9人の女性作家たち。
唯一無二の父娘(おやこ)関係が生んだ、彼女たちの強く、しなやかな生涯。
『狂うひと』『原民喜』『サガレン』など、話題作を発表し続けるノンフィクション作家が紡ぐ、豊穣たる父娘の物語(ナイン・ストーリーズ)。
目次
・渡辺和子
  目の前で父を惨殺された娘はなぜ、「あの場にいられてよかった」と語ったのか?
・齋藤 史
  二・二六事件で父は投獄された。その死後、天皇と対面した娘が抱いた感慨とは――。
・島尾ミホ
  慈愛に満ちた父を捨て、娘は幸薄い結婚を選んでしまい、それを悔い続けた……。
・石垣りん
  四人目の妻に甘えて暮らす、老いた父。嫌悪の中で、それでも娘は家族を養い続けた。
・茨木のり子
  時代に先駆けて「女の自立」を説いた父の教えを、娘は生涯貫いた。
・田辺聖子
  終戦後の混乱と窮乏のなかで病み衰えた父の弱さを、娘は受け入れられなかった。
・辺見じゅん
  父の望む人生を捨てた娘は、父の時代――戦争の物語を語り継ぐことを仕事とした。
・萩原葉子
  私は、父・朔太郎の犠牲者だった――。書かずには死ねないとの一念が、娘を作家にした。
・石牟礼道子
  貧しく苦しい生活の中でも自前の哲学を生きた父を、娘は生涯の範とした。 
・「書く女」とその父 あとがきにかえて©梯 久美子 (P)2023 Audible, Inc.
エッセイ

この父ありて 娘たちの歳月に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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父と娘、双方から感銘をもらえる作品でした

梯さんの筆力は、極めてユニークな家族像を活写して余す所ありません。父と娘という人間関係は平凡な家族であってもデリケートな物ですが、娘が物書きである場合、それはプラスであるにしろマイナスであるにしろ、バイアスが掛からざるを得ないことが良く分かります。必ずや登場する作家の作品が読みたくなると思います。

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父を思い出しながら聴きました

私も父に愛され様々な影響を受けて育った(ことに気がついたのはだいぶ大人になってからですが)娘の一人として、どの親子のストーリーもとても興味深いものでした。
一番印象に残ったのは最初の渡辺和子さん。2.26事件で父が襲撃され亡くなる現場に居合わせた壮絶な経験をなさりながらも、「父は自分の最期を私に看取らせたのだ」「父には9年で一生分愛された」などの言葉は忘れられません。
淡々とした落ち着いたナレーションも良かったです。

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ナレーションが素晴らしすぎる

本の内容にも感銘を受けた。そして、ナレーションの素晴らしさ。朗読とはこうあるべきだと感じる。
最近の声優的な大仰に演技する朗読には辟易している。
何度も聞き返したい。

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当時の家族観などを、家族の視点から見られる良著

当時の家族観などを、家族の視点から見られる良著
あの著名人の私生活はこんなのだったのか、という新鮮な驚きもあり、そういった観点からも楽しめた。

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偉大な父、そうでもない父

ナレーターが素晴らしい
もっと聞いていたかった
深い余韻が、あった

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作家たちの実像がよくわかる

娘にとっての父親というのは特別の存在であるといわれるが、この作品ではそういう娘を通して作家の実像に迫っている。ナレーションもとても聴きやすいのですがオススメ

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父との関わり方に納得と共感しました

作家としての娘の創作過程にも大きな影響を与え続けた父たちの姿を知って、もう一度彼女たちの作品を読み直してみたくなりました。

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父権の強かった時代

父権の強かった時代、子の生き方は父親の意向に、現代よりうんと左右されていたと思う。生まれ育った環境に規定さられざるを得ないが、そこで何を感じ、どう自分の人生を切り開いて行ったのか、聞き応えがあった。地の文と、引用が聞き分け難いのが、難点でした。一拍間をとるなど、何か工夫して欲しかった。

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