『共感という病』のカバーアート

共感という病

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共感という病

著者: 永井 陽右
ナレーター: 木庭袋 文人, けんぞう, 田所 未雪
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このコンテンツについて

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)

内田樹氏、石川優実氏とのロング対談収録!

ビジネス、政治、恋愛、趣味――

至るところで重要視される「共感」。

その負の側面を明らかにし、

あるべき向き合い方を考察する。

【はじめに】より抜粋

共感はこの社会において、人々を繋げ、連帯を生み出し、時には社会や世界を良くしていくものとして、基本的にポジティブに語られています。

そしてそれのみならず、日々の人間関係においても共感の重要性は語られますし、ビジネスの領域においてもマーケティングからプレゼンテーションまで、一つの鍵となっています。

しかし同時に、私たちは共感といったものの胡散臭さも感じてきました。東日本大震災に対する「絆」に始まり、ラグビーワールドカップでの「ワンチーム」、東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた「団結」など、それ自体は素晴らしいアイデアではありますが、どこかそうした美しい概念が本来の目的を超えた何かに対して恣意的に使われてきた節もありました。

たしかに「絆」や「ワンチーム」「団結」の内部は、最高に気持ちが良くて恍惚すらできるものですが、よく見てみると、その中にいない人がたくさん存在していることに気が付きます。むしろ外側にいる人に対して排他的であることも珍しくありません。「共感し合おう」「繋がっていこう」と言うと、なんとなく無条件に良いものである気がしますが、繋がっていくからこそ分断していくとも言えるわけです。

私はテロと紛争の解決というミッションの下に、テロリストと呼ばれる人々の更生支援やテロ組織と呼ばれる組織との交渉などを仕事としていますが、こうした仕事の中で、いかに共感の射程が狭いかということを嫌と言うほど味わってきました。

そうした立場として、言えることはないだろうかと考えました。共感に関する研究は、脳科学的な研究をはじめにさまざまありますが、共感に向き合う実践から生まれる見解や、より実践的な意見というものもあるはずだとも思いました。

そんな想いで共感に関する本や論文を読んだり、識者の方々と対談をさせていただいたりして、自分の考えを深めていきました。その結果、今回このような書籍となりました。

私は共感が全て悪いとは思っていませんし、そんなことを言うつもりも毛頭ありません。むしろ社会と世界を良くするために間違いなく重要な要素だと思うからこそ、共感が持つ負の面を理解し、自覚し、うまく付き合っていく必要があると思うのです。

本書はそうした理解の下で、共感を考察し、共感の捉え方や共感以外の手がかりを考えるきっかけを投げかけていきます。

©Yosuke Nagai
コミュニケーション・社会的技能

共感という病に寄せられたリスナーの声

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とても感慨深い本でした

3回以上読み直して理解できる様になりたいと思いました!ありがとうございます!

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

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人権が無視されるキモくて金の無いおじさんに

ならない為には、キモくて金のあるおじさんでいる事に、何としてでもしがみつかないといけない事になる。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ありがとうございました。

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誹謗中傷コメントを理由にSNSで議論はできないというのは著者が子供だからできないと言う意味なのかな?

この著者はもうすぐ30歳の大人らしいが政治的な内容をSNSで発信するのなら対話せず一方通行で発信(アップロード)しかしないのはおかしいよね。啓蒙がしたいのなら啓蒙とはこの著者のような知性が足らない子供がやる事では無いし現代は啓蒙ができるような人なんていないけどな。対話ができないなら政治的な発信をするな。政治的な発信と同じ考えの人を代表するという事だが、この著者のように意識が曖昧だと内容がどうであろうと不快に感じる人の方が多数になる。その中のごく一部が誹謗中傷して炎上する。最近多い、この著者のような典型的なもうすぐ30歳の子の発信はそういう社会悪になっている。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ありがとうございました。

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