『女流講談特選 宝井琴桜-瓜生岩子伝』のカバーアート

女流講談特選 宝井琴桜-瓜生岩子伝

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女流講談特選 宝井琴桜-瓜生岩子伝

著者: 宝井 琴桜
ナレーター: 宝井 琴桜
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このコンテンツについて

今から百七十年ほど前、油屋の長女として福島県喜多方に生まれた瓜生岩子。やがて叔父夫婦の媒酌で婿を迎え、会津若松城下で呉服屋を開業、一男三女にも恵まれる。ところが二十八才の折に夫が病に倒れ、生活苦と戦うも六年後、夫は亡くなり母も逝き失意のどん底にある岩子を救い励ましてくれた和尚さんの一言が「興法利生の道」。時は戊辰戦争の戦火の中、逃げ惑う人々のために岩子は握り飯を作ってボランティア活動をする。これがきっかけとなり社会福祉を求めて行動を起こすことになった。国の力を求めて六十歳の岩子は上京し、国会に請願書を出したり、孤児院や無料診療所を作ったり、保健衛生の講習会を開いたり、そんな活動が認められ、明治二十九年女性で始めての藍綬褒章を受賞。明治三十年に亡くなったが、四年後、東京浅草寺の境内に銅像が建てられる。これがわが国の女性の銅像第一号となった。明治のナイチンゲールと呼ばれた女性の物語です。宝井琴桜は秋田県横手市出身。田辺一鶴に入門。宝井馬琴門下となり本格的に修業を始める。古典の他、各地の伝説や歴史上の女性を創作講談として自作自演。特に現代の女性問題を楽しく語る「山下さんちの物語」シリーズに力を入れている。(C)2008 WING ENTERPRISE(C)WING ENTERPRISE コメディー・パフォーマンスアート

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落ち着いた、聴きやすい声

瓜生岩子さんの生い立ちから晩年まで。でも、一番の聴きどころは彼女が生きた時代背景を語るくだり。戊辰戦争から会津での戦いを語るところが名調子。あそこをもっと聴きたかったです。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ありがとうございました。

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