『森鴎外「山椒大夫」』のカバーアート

森鴎外「山椒大夫」

プレビューの再生

Audibleプレミアムプラン30日間無料体験

プレミアムプランを無料で試す
オーディオブック・ポッドキャスト・オリジナル作品など数十万以上の対象作品が聴き放題。
オーディオブックをお得な会員価格で購入できます。
30日間の無料体験後は月額¥1500で自動更新します。いつでも退会できます。

森鴎外「山椒大夫」

著者: 森 鴎外
ナレーター: 景浦 大輔
プレミアムプランを無料で試す

30日間の無料体験後は月額¥1500で自動更新します。いつでも退会できます。

¥1,000 で購入

¥1,000 で購入

このコンテンツについて

行方知れずになった父親を捜すために、母と子どもが旅に出て数々の困難が待ち受ける。

平安時代末期、筑紫へ向かった後に行方不明となった父を探すべく旅に出た妻の玉木、娘・安寿と息子・厨子王は越後を旅している途中、人買いにだまされ離ればなれになってしまう。玉木は佐渡に、安寿と厨子王は丹後の山椒大夫に奴隷として売られる。姉弟はそれから10年もの間、奴隷としての生活を続けるが、ついに意を決して逃げ出すことにする。しかし追っ手に迫られ、安寿は厨子王を逃すため自らの生命をかけた大勝負に打って出る。
中世芸能・説経節の有名な演目である「さんせう太夫」に、森鷗外が脚色を加えて執筆した短編小説。

森鴎外
1862年(文久2年)島根県に生まれる。森家は津和野藩の典医を務めた。10歳の時、父と上京し、官立医学校に入るためにドイツ語を学ぶ。1873年、東京大学医学部に12歳で入学。卒業後は陸軍軍医副になり、東京陸軍病院に勤務し、ドイツの衛生制度を調べるためにドイツに留学。1889年「小説論」、翻訳戯曲を発表するなど軍医でありながら文筆活動をしていた。「陸軍省医務局長まで務めたが、1916年に退官。その後、東京国立博物館に就任。1922年に60歳で死去。©2022 PanRolling
アジア 世界文学 大衆小説 文芸小説
すべて表示
最も関連性の高い  
世界に浸りながら、聞き入りました。よかったです。また聞き返せるのもいいですね。

よかったです

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

厳しい世界である。こんな過酷な運命ってあるだろうが。昔、特に江戸時代より前の世の中は生きるというのは、今の何倍も大変だったのだろうな。

過酷な運命

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

紙の本では、文字を追って自分の中で想像してできあがっていく物語の世界。
でもナレーターさんの語りを耳で聴くことで、世界観が広がって登場人物にも息が吹き込まれる。
だから余計に心に響きました。
最後の最後でじーんと来ました。

ラストまで聴き逃せない

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

父を訪ねて、母と子で旅に。
短編の中にストーリーがギュッと詰まっているので聴き応え抜群で、心理描写が少ない分、かえって想像が膨らんで後半のシーンでグッときました。

父を訪ねて

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

淡々と書かれているが、壮絶な人生を送る正道(元服前は厨子王)の話。
母に会えたのは本当によかったですが、姉は残念…
落ち着いた声のナレーターさんで聴きやすかったです。

騙されて人買いの手にわたった厨子王

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

昔、似たような話を絵本か何かで読んだ事があります。
悲しいハッピーエンドというかメリーバッドエンド・・・。

メリーバッドエンド

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

当時は警察なんてないし、生き延びるには自分でなんとかするしかないんですねぇ。

弟の為に奮闘する安寿に泣けてきます。

ハッピーエンドに見えて、悲劇では

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。


物語とナレーターさんの語りがマッチしていたと思います。

なんでこんな事になってしまったんだという気持ちで胸がザワザワするため、好みは分かれるかもしれません。

家族の愛

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

残酷な運命の中にも、家族の絆や愛が感じられて良かったです。

悲しい復讐劇だけど…

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。