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  • 闇桜

  • 著者: 樋口 一葉
  • ナレーター: 岡崎 弥保
  • 再生時間: 19 分
  • 4.1 out of 5 stars (7件のカスタマーレビュー)

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闇桜

著者: 樋口 一葉
ナレーター: 岡崎 弥保
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あらすじ・解説

樋口一葉の小説デビュー作 和歌的色彩で描かれた幼なじみの切ない悲恋

明治25年3月、半井桃水(なからい・とうすい)主宰の同人誌「武蔵野」に掲載され、樋口一葉はこの作品で初めて文壇に登場する。

〈あらすじ〉

梅の木と井戸を共に分かち、隣り合う両家。園田家には一人息子の良之助、中村家には一人娘のお千代がおり、二人は兄妹のように仲睦まじくしていた。良之助と連れ立って出かけた摩利支天の縁日で同級生にふいに声をかけられたお千代は、良之助への恋心を自覚する。打ち明ける勇気を持てないまま恋の苦しみにさいなまれ、お千代はついに病に臥すようになる。良之助がお千代の心を知ったときにはすでに遅く、お千代の命は軒端の桜とともにはかなく散るのだった。

樋口一葉作品HP→https://ohimikazako.wix.com/kotonoha/blank-20

作者:樋口一葉(ひぐち・いちよう)

1872年(明治5年)~1896年(明治29年)。小説家。東京生まれ。本名、樋口奈津。

父や兄を早くに亡くし、女戸主として生活に苦しみながらも筆一本で生計をたてようと志し、24年という短い生涯の中で、小説22作品と多大な日記などを書き残す。

歌塾「萩の舎(はぎのや)」で中島歌子に和歌や古典文学を学び、朝日新聞の小説記者である半井桃水に小説の指導を受ける。一時、生活苦のため小説をあきらめ雑貨店を営むが、のちにその経験を活かし「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」などの秀作を次々に発表し、文壇から絶賛される。しかし、その絶頂期に肺結核のため、24歳で夭逝する。一葉の死後、妹の邦子(くに・国子)が一葉の草稿や日記を保存・整理し、その出版に尽力した。

朗読:岡崎 弥保(おかざき・みほ)

俳優・語り手。

東京女子大学卒業、同大学院修了(日本古典文学専攻)。言葉の力に魅せられ、編集者を経て、俳優・語り手に。演劇・語りの舞台に数多く出演。2010年朗読コンクール優勝(NPO日本朗読文化協会主催)。藍生俳句会・いぶき俳句会 会員。『源氏物語』全五十四帖(与謝野晶子訳)、「平家物語」全十三巻をはじめ、「おくのほそ道」「にほんむかしばなし」「小泉八雲怪談集」「ひろしまのピカ」「夏の花」等、朗読CD・オーディオブックの収録多数。

●公式サイト「言の葉」http://ohimikazako.wix.com/kotonoha/

●ブログ「言の葉つむぎ」https://ameblo.jp/ohimikazako

●声のブログ「耳で聞く俳句《一日一句》https://ameblo.jp/kotonoha-haiku

©2022 PanRolling

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ちょうどこの間、樋口一葉の生涯について詳しく知った。それを下地にして読むとまた一段と味わい深い。

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切ない余韻がある


終わりが近くなるにつれてどんどん切なくなっていく。心が揺れ動いていく様が良いなと思いました。

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世界を堪能できました

独特の作品の世界を堪能できました。聞けて本当によかったです。

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